ジープ(Jeep)と薪ストーブ(暖炉) 焚き火屋店主、NPO森臨隊代表・菰田晴雄の呑気なウェブログ

ジープと焚き火をこよなく愛する人間の、時に間抜けで時に過激なウェブログです

2014-06-20

観光不案内。

ついでながらにを吐く。

 4年くらい前だったか。脊椎管狭窄症の手術を受け、杖をつきながらようやく少しずつなら歩ける状態にあった傘寿の父が、不肖の倅を心配して、電車を乗り継ぎこの町に来た。
 当時の父は、携帯電話を持たされていなかった。
 電車を降りた父は、やっとの事で改札まで歩き、私に連絡するため駅員に公衆電話はどこかと尋ねた。
 駅員はしばらく考え込み、「駅を出て右手のコンビニにあります」と。
 駅前のローソンは、改札口から約50m。しかし、疲れで腰の痛みが増して来た父にとって、その50mはとんでもない距離に思えたらしい。
 ため息をつきながら周囲を見れば、駅舎のすぐ脇に公衆電話ボックスがあるではないか。
「自分か勤務する場所の周辺も知らんあの駅員は馬鹿タレや。鉄道会社も教育がなっちょらんし、町との連携はどーなっちょるんや!?」
 父は、怒るというより呆れていた。 

 ここ小川町では、観光産業にも力を入れている…らしい。そうは見えないけど。

 町にとって、駅は、窓口でもある。その窓口が不案内では、来る客も来ない。住むにも来るにも魅力ある町なのに、人口は減り続けて廃れるばかり。地元目線でしか物事を考えられない性質と、足元すら知らない窓口。廃れる理由がよく分かる。

2014-06-20

老いぼれ雲助。

 梅雨らしい天気が続いている。体調が不安定で仕事をこなせないこういう時、たまにはでも吐いてみるか。

 体調が極端に悪化しタクシーを呼んで病院へ向かう途中、あまりに乱暴な運転でシートから揺り落とされケガをした(乗客のケガは運転者に通報義務がある)にもかかわらず、そのまま何もなかったかのように目的地へ運ばれ、メーター通りの料金も支払わされた件は、以前に当欄で書いたと思う。
 その後タクシー会社の方が当該運転手を連れて謝りに来たが、支払った運賃を返すでもケガの治療費を弁済するでもなく、持参した菓子折は運賃の半額以下だった。
 旅客業務において、乗車事故の重大性を認識していないのか、それともよくあることだからローカルルールとして定着しているのか。

 ミニカー・ジャイロで道幅の狭い裏道を走っていたら、後方からかなりの勢いでタクシーが追い越して行った。約20m先の信号は赤なのに。
 案の定、このタクシーは前のめり気味に急停車。しかも停止点をかなり越えている。そして、まだ信号が変わるには時間があるというのにじわじわ前進。信号が変わると同時に加速して(といっても、使い古されたコンフォートだから…)、前走車との車間を詰めると、今度は何やら左右にフラフラ揺れている。
 タクシーを運転していたのは、頭の禿げ上がった老人。車間にはまだ詰める間隔があったし、左右の振り方も可愛らしいものだったが、運転手の年齢を察するに、これで目一杯煽っているのだろう。窓から出した腕の動きは、明らかにイラついていた。

 ここ小川町では、観光産業にも力を入れている…らしい。そうは見えないけど。

 そんな町では、地元のタクシー観光ガイド役も求められるものだが、訪れた人たちが老いぼれの荒っぽい運転ぶりを見たらどう感じるだろう。

 私が観光客なら、タクシーの運転が危なっかしい町になんて行きたくもない。

2012-10-09

季節の変化。

 ここ埼玉県北西部の田舎町では、昨日の午後を境に、夏から秋へ空気が急速に入れ替わった。
 自然に近い場所で暮らし、自然の中で働いていると、季節の微妙な変化をも肌で感じられるほど感覚が研ぎ澄まされて来る。
 この感覚、都会で暮らす人に…、
「分っかるかな~、分っかんねーだろーな~」←懐かしい??

2012-10-05

美味しいつけ麺屋さん。

 ウチの近所に、おいしいつけ麺屋さんかあり、よく利用している。
 メニューにある料理は、すべて化学調味料を一切使用していない。なので、濃厚な味ながら食後はさっぱりしている。
 麺は自家製。定番メニューはどれも美味で、季節によって入れ替わる限定メニューにもハズレがないことから、店主の舌が確かなことも分かる。昨年まで冬季限定だったラーメンが今年から1日20食限定の通年メニューとなるなど、顧客のニーズもよく研究されている。
美味しいつけ麺屋さん。20121005-02

 ちなみに10月末までの限定メニューはカレーつけ麺。カレーのくどさはなく、東南アジアの味を意識してか、ナンプラーなどほんのり現地の香りがして、これも美味。
 私のお薦めは「おにぎりセット」。つけ麺かラーメンに+250円で、小振りな雑穀おにぎり2個と大粒の餃子3個が付いて来る。つけ麺大盛り(並盛りと同料金で、麺の量が300g)とおにぎりセットを注文すれば、かなりの食べ応えがあって空腹は一気に解消出来、満足至極。

 小川町へ来た際は、ぜひ立ち寄って頂きたい。いや、車を走らせて食べに来るだけの価値がある。期待を裏切らない味に、きっとご納得頂けよう。

美味しいつけ麺屋さん。20121005-01
・めん家りく
〒355-0316 埼玉県比企郡小川町角山484-1
  電話:0493-72-6160
    火曜日定休

2010-05-25

老い行く町。

 ここ埼玉県小川町に越して来て3年ちょっと。自然が近くのどかながらに都会にもアクセスが良い魅力的な田舎町であるが、町そのものは老衰の一途にある。
 山手線圏内へは私鉄電車で1本、ローカル線ながらJRも通っているし、高速のインターも近い。これだけの立地条件に恵まれながら人口が減り続けているのは、ちょっと考えられない現実だ。

 一昨日(5月23日)は町長選挙の投票日で、報道から数字が明らかになったので、この町に関して計算してみた。
 町長選の有権者は28,341人。4月末日時点での人口は33,825人(小川町公式ウェブサイトより。外国人を除く)。単純に計算すると、33,825-28,341=5,484人が20歳未満の若年層となる。人口比率にして、わずか16%でしかない。選挙権を有しない成人も含まれるが、分母と分子がこの数字なら計算誤差の範囲内であろう。

 100人のうち、若者と子供(未成年)は、たった16人。「少子高齢化」という言葉が見事にあてはまる。
 再選を果たした現職町長は、今年で74歳。これまで2期8年を勤め、3期目となる。
 「老人の、老人による、老人のための自治体」。これは何も、ここ小川町に限ったことではあるまい。不老長寿を盲信する老人により、若者はますます暮らし難くなる。

 老いは、誰にも訪れる。故に、私はやがて美しく老いたいと願う。先人達を反面教師として。

2007-06-12

おいしいそば屋さん。

 小川町の田舎道をジャイロXでプラプラ散策していた時、良いそば屋さんを見つけてしまった。
 町外れに作られた総合運動場のさらに奥、「こんな所に店なんかあるのかよ」と言いたくなるような場所に、そのそば屋さんがある。名前は「里山」。目立たない店構えで、これまた目立たない看板が出ている。
20070612213255.jpg
▲目立たない看板。
20070612213334.jpg
▲「もり」は冷や奴付き。1枚600円。

 初めて入った時、品書きを見て「この店は美味いぞ!」と直感した。メニューは「もり」と「ざる」のみ。天ぷらなんてしゃらくせーものはない。「うちはそばだけでやってるんでぃ!」といった気概も感じられる。
 店主一人で切り盛りしていて、営業時間も昼時だけ。しかもその日に用意したそばがなくなると早じまいする。店主自らが栽培しているそばを使用し(他に吟味した会津産のそばも使用している)、もちろん石臼挽きの手打ち。つゆにも薬味にもこだわりが感じられ、実に美味い。ちなみに「もり」は1枚600円。この味でこの値段なら、安いと思う。
 こういうお店に出会えると、ささやかな幸せが感じられる。


2007-02-19

引っ越し手伝い人足募集。

 昨日、正式に引っ越すことを決めた。転居先は埼玉県の小川町で、今住んでいる熊谷からは約20kmの場所。東武東上線・東武竹沢駅のすぐ近くで、適度な田舎でもある。マイペースな私には、田舎の方が良い。新しい勤務先にも通いやすく、新しい生活を始めるにあたっては恰好だろう。
 11年前、私が熊谷へ来た理由は、元妻の両親から「土地があるからを建てないか?」と勧められたことと、妻が妊娠していて、生まれてくる子供には広いでのびのび育って欲しいと考えたからであって、決して自分から「熊谷に住みたい」と思った訳ではない。
 なので、離婚して子供とも離れて暮らすようになってからは、私が熊谷で暮らす理由など「自分名義のであり、自分の理想をかなえた」であること以外は、何もなかった。早く転居したかったのだが、仕事が定まらない上に病気を抱えた身では、どこへ転居したら良いかも分からないし、転居先を探す気分にもなれず、なんとなく熊谷で生活してきた。
 都会でも田舎でもない熊谷は、中途半端に都会でも田舎でもあり、都会と田舎の悪さを併せ持ったような町で、愛着を感じたことはない。暖炉とガレージと仕事部屋があって、自分の理想をほぼ完璧に具現化したがあったからこそ熊谷に住んでいたのであって、これが借住まいなら、とっくに引っ越していたであろう。
 今回、偶然にも小川町で良い物件に巡り会い、転居を決めた。車が2台置けて、バイク2台と自転車が置けて、犬が飼えて、薪ストーブも設置(煙突を出すため壁に穴を開けなければならない)可能で、田舎でありながら生活もそこそこ便利という条件を満たせる貸家は、なかなか見つけられないと思う。

 と言う訳で、引っ越し作業を手伝ってくれる人を募集しています。日程としては、3月4日(日曜日)に荷造り作業、3月10日に搬出・移動・搬入の予定です。レンタカーのパネルトラックも予約しました。「どうせ暇だから手伝ってみるか」という方がおられましたら、ぜひご連絡下さい。経済的に厳しいので日当は出せませんが、食事代くらいは出せると思います。

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