ジープ(Jeep)と薪ストーブ(暖炉) 焚き火屋店主、NPO森臨隊代表・菰田晴雄の呑気なウェブログ

ジープと焚き火をこよなく愛する人間の、時に間抜けで時に過激なウェブログです

2008-04-26

保養施設。

 左手小指の末節骨を折って(正確には「割って」)から1ヵ月半。まだ患部が赤くわずかな痛みも残っているが、日常生活にも薪屋仕事にも何ら影響しないまで回復している。
 骨折当日は総合病院で診てもらったが、ここでの処置(湿布もなく金具を包帯で巻き付けただけ)に疑問もあったことから、翌々日、伐採作業を終えてから別の病院を訪ねてみることにした。
 坂戸市にある現場からの帰り道、コンビニに立ち寄り電話帳で最寄りの病院を探す。1800時を回っていたから、診療時間を過ぎている病院ばかり。「本日の受け付けは終了致しました」と、機械的なアナウンスが流れる病院もあれば、1分以上コールしても出ない診療所もある。6件目にかけた嵐山町の診療所で、やっとつながった。
「診察時間は過ぎていますが、お越し下さい」
 優しい口調に好感を抱いた。
 以来、この診療所のお世話になり、2週間前の診察では、
「割れた箇所の骨が形成されつつあるので、来院の必要はありません」
 とのこと。思ったよりも早い回復状況で本来なら喜ぶべきなのに、実は残念だったりして。理由は後述。
 そして3日前、この診療所から電話がかかって来た。
「その後具合はいかがですか? 治療終了でよろしいですか?」
 と。うわ、なんと患者思いの診療所なのだろう。トシちゃん感激ーっ!
 で、この診療所へ行く必要がなくなり残念に思った理由はと言うと…。あのね、あのね、ここの看護婦さんとか事務員さんとか、女性職員がみんなすっげーきれーなの。ヘタなモデル事務所なんか顔負けってくらいにすっげーの。おまけにすっげー優しいの。
 この診療所には内科もあるから、風邪でもひいた時にはここへ行くとしよう。早く治るに違いない。良い保養施設を見っけちゃったなぁ。え? 何の保養かって? 決まってんじゃん。目と心の保養だよーん。


2008-04-23

強い人。

 あまりお馬鹿なことばかり書いていると誤解されかねないので、たまには社会ネタを真面目に書きたいと思う。

 平成11年に山口県光市で起きた母子殺害事件について。
 昨日、広島高裁で開かれた差し戻し審にて、近年の日本では画期的とも言える判決が出された。そしてこの画期的死刑判決が、刑法に照らし合わせても実は至極当たり前の判決である点は、判例主義や浪花節に流されるままにある日本の裁判制度がいかに病んでいるかを浮き彫りにした。
 21人もの大弁護団の言動に至っては、出来の悪い喜劇を見せられているようで、論ずるに値しない。
 ニュースを見ていて憤慨させられたのは、閉廷後行われた被害者遺族・本村 洋さんの記者会見において、記者から投げかけられた質問の内容だ。

・記者イ「(死刑)判決が出たことで癒されますか?」
--おいおい、マジでこの質問してるのか? 本村さんが癒しや応報のために9年も戦っているのではないことを理解した上での質問か? “死刑”と“癒し”を安易に結びつけて発言するこの記者の感覚に恐怖を感じる。

・記者ロ「墓前には何と報告されましたか?」
--この質問に、本村さんが謙虚な言葉で返答を断ったにも関わらず、記者ロは「それでも聞かせてもらえませんか?」と執拗に迫っている。本村さんにとって、殺された奥さんと愛娘とは、もう心の中でしか話せない。会いたくても会えない存在なのだ。なのに、なぜしつこく遺族の心に踏み込もうとするんだ? 人間としてのマトモな感覚持ってるのか?

・記者ハ「この判決により死刑判断のハードルが下がったことをどう思われますか?」
--なんという醜悪な質問だ。表現を変えるなら「あなたが活動し死刑判決が出たことで、今後死刑判決が出やすくなるけど、あなたどう思うの?」と言っているに等しい。この質問を犯罪被害者遺族にぶつける神経が理解出来ない。聞いた瞬間、開いた口がふさがらなかった。

 ここに上げた質問は、記者会見の一部に過ぎない。はっきり言おう。この記者会見は、愛する家族を失い、つらい戦いに耐えて来た本村さんに対する集団的なイジメであり、言葉によるリンチでしかない。記者というのは、何と残虐な人間なのであろう。倫理もへったくれもない。彼らがよく口にする「報道の自由」とか「知る権利」のために、こんな行為が許されて良いだろうか。。
 しかし、これまで9年も戦って来た本村さん自身だからこそ、記者会見がどういう場であるか十分承知の上で臨んでいて、興味本位の低俗な質問や、神経を逆なでされるような質問に対しても、冷静かつ意思を込めた回答を出されていた。

 昨日の報道を見て、改めて感じた。本村さんは、何と強い人間なのだろう。



 蛇足ながら、この差し戻し審の3日前、当ウェブログの掲示板「雑談広場」に、平成元年東京都足立区で起きた通称「女子高生コンクリート詰め殺人事件」に関する投稿が寄せられた。
 どちらも社会的に注目された事件であること、差し戻し審の3日前というタイミング、そして両事件の弁護人が同じであることから、今回の差し戻し審を意識しての投稿かと思われる。
 投稿者がどういう意図で私の掲示板に投稿したかは判断しかねるが、真面目な問いかけならもちろんのこと、ネット用語で言うところの「アラシ」や「ツリ」であっても、私なりの意見をきちんと書くつもりでいる。


2008-04-22

サルマタケ。

 このところ日増しに暖かくなり、近くの里山では落葉樹が芽吹き始めて柔らかな緑に覆われている。ゴムの伸びた5本指靴下、すり切れそうなトランクス、黄ばんだ丸首シャツ、濁緑色か迷彩柄の作業着…、いつも代わり映えしない洗濯物も、よく乾いて気持ちが良い。
 そんなうららかな、とある日の出来事。
 ひっさし振りで万年床と化している布団を干そうとしたところ…。畳の一部、直径70cmほどの範囲が真っ黒に変色し、マツタケのような香りを放っているではあーりませんか。
「げ。畳がカビてやがる」
 布団の裏側に目をやると、そこも同様に黒く変色しグズグズ状態。
「げげ。まいったなー」
 念のため変色した畳を踏んでみると、何とも表現しにくい「ぐじゅ」っとした感触。
「あーあ、畳の中も腐っちまってるよ」
 ちなみに私は、かなり寝汗をかく体質らしく、冬場であっても寝間着が絞れるほど。40代半ばにさしかかった今もなお、若い女性が羨むほどモチモチスベスベの肌を保っているのは、こうしてしっかり汗をかいていることも大事な要素だと信じている。
 肌がきれいなことは、この際どーでもいい。目の前にある現状を分析するに、ろくろく布団を干さずにいたことが原因であることは間違いない。このまま放っていたら、きっとサルマタケが生えていたであろう。
 この歳になって「男おいどん」の世界を地で行こうとはね。とほほのほ。

 
2008-04-19

世代交代。

 2ヵ月ほど前から、メインで使うチェーンソーが世代交代している。新しい機種は、焚き火屋で販売している共立エコーの北米向けプロ仕様CS-400。これが凄くイイ!
 基本的な構造はもちろんのこと、燃料とチェーンオイルの給油口、スイッチ類など細かい部分もよく考えて作られているし、日常整備もやりやすい。パワーもあって申し分なし。
 現在は標準の45cmバーを付けているが、木の上での作業時などこれでは長すぎる場面もあるので、必要に応じて35cmバーに交換して使う予定。
世代交代。20080419-01
▲手前が共立エコーのCS-400で、奥がこれまでメインで使っていたマキタのDE3435。使い比べると、チェーンソーも日々進化していることを実感する。

 CS-400が届いた日、たまに覗きに行く中古工具屋さんでスチール(STIHL)のMS200を発見。予想していなかった低価格を提示されたので、思わずこれも買ってしまった。
 バーの焼け具合等の状態から察すると、チェーンソーに関する基礎知識のない人が無理に扱っていたらしいが、エンジンは異常なし。持ち帰ってから各部をバラし、バーの清掃と給脂、キャブレイターの分解・清掃・調整、プラグの清掃、エアクリーナーの清掃、給油のズルの調整、ソーチェーンの給脂と目立て等を行ったところ、バッチリ快調となった。 ちなみにこのモデルは、サイズの割に軽量で扱いやすく、プロの間でも人気の機種。新品なら10万円以上だし、中古市場でも3万円は下らない。良い買い物が出来たと、一人で納得してたりして…。
世代交代。20080419-02
▲中古工具屋さんで衝動買いしたスチール(STIHL)のMS200。40cmバーが付けられていた。この種の中古工具を買うのは一種の冒険だが、今回は「当たり」だった。

 そんなこんなで、今、私の手元にはチェーンソーが5台あり、状況に応じて使い分けている。5台もあると、整備や清掃作業が1日がかりになっちゃうんだよねぇ。
世代交代。20080419-03
▲せっかくだから、5台並べて記念撮影。手前(右)から小さい順に、小径木の玉切りや高所作業の枝下ろしに活躍しているゼノアG2500EZ「こがる君」(25.4cc・バー25cm)、もっぱら置き場での玉切り作業に使用しているタナカKY330(33cc・バー35cm)、これまでメイン機として活躍していたマキタDE3435(33.4cc・バー35cm)、伐採や玉切りに活用しているスチールMS200(35.2cc・バー40cm)、現在のメイン機として大径木の伐採から玉切りまで幅広く使用している共立エコーCS-400(40.2cc・バー45cm)。


2008-04-17

上下の揺れ。

 「どうも気分がすぐれないなぁ」と感じつつだらしない生活を送っていたところ、気がついたら当ウェブログが10日以上放置状態となっていた。いやはや、読者の皆様には申し訳ない。
 ここしばらく書けずにいたのは、気分の上下動が激しく、舞い上がり過ぎたり、その反動で落ち込み過ぎたりしていたから。過去に比べるとかなり健康になっているつもりでも、まだまだ病気は完治していないのだと実感した。かれこれ丸9年以上のつき合いになる病気ながら、厄介なものだ。
 気分がどうであれ、少しでも何かしら手をつけていないと先には進めない。そんな次第でこの10日ほどにやっていたことと言えば…。

4月2日
 午前中は置き場に薪棚を作り、午後から赤坂で行われる熊木杏里さんのライブへ。
4月3日~4月5日
 ウダウダしながら薪ストーブライフ誌に出す広告の校正。
4月5日~4月7日
 薪ストーブライフ誌から依頼のあった追加原稿とさらなる追加原稿計10ページ分の執筆。
4月8日
 焚き火屋の常連客と歓談しながら、屋外にて頭髪カット。
4月9日
 焚き火屋で取り扱う新アイテム用の原稿書き。
4月10日
 鉈と手斧2本と包丁の刃研ぎ。
4月11日
 数年前ポンコツ屋さんで購入したボロいマウンテンバイクの簡易整備とサドル交換。
4月12日
 チェーンソー5台の清掃と整備した後、遠くから訪ねて来たウェブログの読者と談笑。
4月13日
 午前中ウダウダした後、ミリタリー車両の集会を覗きに行き、その足でお客さんから注文のあった商品を納品。
4月14日
 丸太運びと家庭菜園作り。
4月15日
 午前中ウダウダした後、午後から丸太運び。

 伐採シーズンが終わり梅雨を控えたこの時期、置き場に運び込んだ丸太の整理に取りかからねばならないのだが、予定通りに事が運ばないのが世の常。振り返ってみると、「気分がすぐれない」と言い訳しながら酒ばかり飲んでいたような気もする。
 ちなみに昨日は未明に起床し、飲んでは寝て飲んでは寝ての繰り返し。犬の散歩以外はなーんにもやっていない。まぁいいか。
上下の揺れ。20080417-01
▲交換したマウンテンバイクのサドル。こんな部品を替えるだけでも、ボロ自転車の乗り味が変化する。


2008-04-04

桜花。

 今、ここ埼玉県の小川町では桜の見頃を迎えている。
 3月10日に伐採し、少し離れた場所に借りている「第3置き場」へ運び込んだ桜の薪材丸太にも最後の花が咲いた。伐られても、なお花を咲かせる木の生命力には驚くばかり。しかし、この丸太が花を付けることは二度とあるまい。
 来年の今ごろ、この桜は薪として誰かの生活を暖めたのち灰となり、土に還っているだろう。ガラにもなく、ちょっとおセンチな気分になったりして…。
桜花。20080404-01

桜花。20080404-02


2008-04-01

置き場整理。

 ここしばらく伐採現場から薪材置き場への搬入作業が続き、気がついたら第1~第4の各置き場には、樹種ごとに仕分けたヤガラがいくつも出来上がっている状態。これではいけない。整理しなければ。
 暖かくなって来たことだし、万年床でのんびり惰眠を貪りたいところ。しかしヤガラをそのまま放置したのでは、せっかくの「商材」が「クズ」になってしまう。
 そういう訳で、とりあえず本日は第3置き場にて薪棚作り。作業に欠かせない充電式ドリルドライバーのバッテリーがそろそろ寿命らしく、思うように進まなかったが、まぁいいか。
 明日は、さらに薪棚作りを進め、出来上がった棚には2月に伐採したクヌギの玉切り丸太を順次収めて行く予定。これから一体いくつ薪棚を作ることになるんだろ?
置き場整理。20080401-01
▲本日の作業は、2つ目の薪棚を作りかけたところでバッテリー切れにより終了。今回は、使用する間伐材の皮を剥いてみた。


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