ジープ(Jeep)と薪ストーブ(暖炉) 焚き火屋店主、NPO森臨隊代表・菰田晴雄の呑気なウェブログ

ジープと焚き火をこよなく愛する人間の、時に間抜けで時に過激なウェブログです

2009-10-30

上等兵立案 玉切り搬出大作戦。「アラカワホクガンヘユケ ヒトマルフタハチ」。

 仕事としてチェーンソーを扱うようになって丸2年。以前に比べて格段に技術が向上している自信もあり、とりわけ目立て、玉切り、整備においては、この道のベテラン達からもお認め頂いている。伐倒の腕はまだまだ未熟だけど…。

 私がメインで使用しているのは、焚き火屋でも販売している共立(KIORITZ)のCS-400で、北米仕様の逆輸入モデル。標準ガイドバーは45cm(18インチ)だが、普段は35cm(14インチ)を装着し、必要な時だけ45cmバーに交換している。使用比率は、35cmバーが97%で、45cmバーが3%くらいだろうか。
 以前は長いバーに憧れたこともあったが、日常的にチェーンソーを使うようになると必要以上に長いバーが邪魔にであることに気づき、短いバーで太い丸太を切る技術も身について来た。短いバーに変更すると重量が軽くなるほか、抵抗が小さくなるので相対的にパワーアップしエンジンの負担も軽減される。燃費が良くなるし、ソーチェーンの価格も安い。もちろん取り回しも良い。

 先日、常連客のT田さんから、
「近所で原木がもらえることになったけど、手に負えないブツがある」
 との応援要請で行ってみたら、2mくらいに詰められた直径40cm~70cmクラスのカシが12本。
「こりゃあイイもん手に入れましたね。薪にするのはもったいねェけど、最高級の薪になりますよ」
 搬出を考慮せずに伐り倒された原木の処理は厄介事だが、この2年でかなり慣れた。比較的細い原木の処理はT田さんに任せ、太い原木は玉切り状態で運び出すことを考えながら作業開始。腕を磨くにも良い機会だしね。
 最初から最後まで、混合燃料3タンク分を45cmバーで通したのは久しぶりのこと。このまま土に還ろうとしていた樹齢ン十年のカシを燃料として活かせることに、充実感もある。
 愛知から来た臨時作業員の兵卒2名も無事帰還したとのこと。戦果大ナリ。作戦完了デアリマス!

上等兵立案 玉切り搬出大作戦。「アラカワノホクガンヘユケ ヒトマルフタハチ」。20091030-01
▲現在のメイン機は、共立(KIORITZ)の北米仕様CS-400。中級機ながらも、さすがはMADE IN JAPANNだけあってMADE IN U.S.A.とは質が異なる。ちなみにMADE IN CHINAは論外。普段はメーカー設定よりも短い35cm(14インチ)バーを装着し、必要に応じて標準仕様の45cm(18インチ)バーに交換している。

上等兵立案 玉切り搬出大作戦。「アラカワノホクガンヘユケ ヒトマルフタハチ」。20091030-02
▲薪として活用する場合、割り作業を考えながらの玉詰めが重要となる。この丸太の玉切りに要した時間は10分弱。まぁ上出来だろう。右後方にあるのは別の原木で、直径は65cmあった。

上等兵立案 玉切り搬出大作戦。「アラカワノホクガンヘユケ ヒトマルフタハチ」。20091030-03
▲当日搬出出来ず、現場に残してきた「戦果」の一部。左にあるスチール(STHIIL)MS260は、急遽参加させられた二等兵(焚き火屋研修卒業生。プライベートK村)の愛機。

2009-10-27

持つべき方の元へ。

 10月9日、当ウェブログに掲載した22~30年前の4×4MAGAZINE譲渡記事には多くの問い合わせがあり、先着順で欲しい号を引き取って頂いた結果、6名の方に嫁いで行った。
 古本屋かネットオークション出せばカネになったのかも知れないけど、引き取りに来られた方々と過ごした楽しい時間や、嬉しそうにページをめくる笑顔、そして感謝の気持ちが綴られたお礼のメイルや手紙を読むと、これで良かったのだと信じている。銭カネの問題じゃないんだよね。

 新居の片付けに目処が立つまで新しいブツの購入は控えるようにしていたが、4×4MAGAZINEの不良在庫(?)がすべてなくなったので、買いそびれていた四駆道楽専門誌「CURIOUS(キュリアス)」vol.2を買って来た。
 やべェ、読み始めたら止まンねーよ。
 嫁いで行った古い4×4MAGAZINEの魂は、今、この本に受け継がれている。

持つべき方の元へ。20091027-01
▲遠方の希望者へ送る分を梱包し終え、6番目の方を待つ状態。この箱を嬉しそうに持って行かれた方もいた。

持つべき方の元へ。20091027-02
▲CCVの終刊後、CCVの信念を引き継ぎ創刊された「CURIOUS」は、貴重であり嬉しい存在。書店に並ぶ唯一の正統派四駆専門誌。

持つべき方の元へ。20091027-03
▲荷物を整理していたら、こんなアイテムが数部発掘された。4×4MAGAZINE創刊から1年後の1978年に作られた媒体資料(広告掲載案内)で、同年3月号の表紙がそのまま使われている。コレクターズアイテムもしくは資料としての評価に興味があるので、1部はネットオークションに出してみようか思案中。

2009-10-24

珍客。

 原木置き場で玉切った丸太を、薪置き場で下ろしている時のこと。軽トラの荷台で何かが動いている。
「何だ? こりゃ」
珍客。20091024-01


 大きさ、後ろ足や尻尾の形状から見て、どうやら“ミッキー”の子孫らしい。生まれて間もないらしく、体が透き通っていて心臓の動きも見て取れる。恐らく原木のウロに巣を作っていたのだろう。ムカデやゴキブリといったお客さんは日常的だが、ミッキー一族の赤ん坊は初めてだ。

 まいったなぁ。置き場までもがネズミーランドになっちまったよ。

2009-10-23

胎動。

 ここ1週間くらいの間で、私の周囲に予想もしていなかった嬉しい動きがいくつか出始めている。
 その1つが、たがみよしひささんに関すること。現時点では何も書けないが、うまく進めば全国にいるコアなたがみファンにささやかな吉報を発信出来るかもしれない。

 何だかワクワクして来たぞ。

2009-10-20

研修終了。

 一昨日の日曜日、私にしか用意出来ないであろう内容の研修を終え、K村さんは愛知へと戻って行った。予定では昨日帰ることになっていたのに、何で1日早く帰っちゃったんだろ?

 それにしても、だ。寝起きを共にしながらの2週間は、私にとっても得難い経験となった。短期間に人を育て上げる楽しさと厳しさと難しさを学べたのだから、派遣主であるS浦さんには感謝するばかり。
「経験に勝る学習なし」
 の信条に基づき、私が15年かけて得たノウハウ、とりわけここ2~3年で習得した濃い内容を徹底して教え込み、薪作りに関しては他人に指導出来るレベルにまで育ってくれたと確信している。

 これからどういう展開となるのか私にはわからないし、あえて知ろうとも思わないが、この2週間が無駄とならぬようK村さんは自分を研き続けて欲しい。頑張れ、K村さん!

研修終了。20091020-01
▲薪割りに励む常連客のK藤さん(左)と、研修生のK村さん(右)。10月某日、焚き火屋の第3置き場は、さながら「薪割り道場」と化した。

研修終了。20091020-02
▲焚き火屋で扱っている8種類の斧。研修生K村さんは、すべてを扱いこなせるまでに成長している。

研修終了。20091020-03
▲適度に乾燥の進んだケヤキの原木から研修生自身がカットした玉切り丸太。①玉切りを誤ると、どれほど割るのに苦労するか。②無闇に斧を振り下ろしたところで、労力が無駄になるばかりか割れるものも割れなくなる。という1コマ。

研修終了。20091020-04
▲パワースプリッターのK村さんでも、2つ割りにするまで28分を要した。薪炭燃料が主体だった時代と、薪ストーブを主眼に置いた現状の差異に気づけば、薪作りも変化して来る。

2009-10-15

私の愛用品-石鹸。

-石鹸ですか?-

 自分自身で高く評価したアイテムは、長く愛用するのが私のスタイル。これは、同じジープを25年以上乗り続けていることでご理解頂けるかと思う。

 平成2年(1990年)初夏、CCV誌を立ち上げるため編集室となる(株)I.T.F.に毎日通うようになってから間もない頃、師匠でもある石川雄一氏から1冊の本を手渡され、石鹸の使用を奨められた。
 その本には化粧品やシャンプー類の危険性と石鹸の良さが記されていた。研究心旺盛な石川氏は著者と連絡を取り、試しに洗髪にも石鹸を使い始めたところ、悩まされていたフケ症も治まったいう。
 実証主義者でもある石川氏の体験談は、説得力に富んでいる。本を熟読したところ、どうやら石鹸成分の純度が高いほど良いらしいこともわかって来た。実証主義を標榜する私としても、これは試してみるしかない。
「爺さんは見事なハゲ頭だったし、2人の従兄が20代半ばで月代状態だったことからしても、ハゲの遺伝子は私も受け継いでいるはず。だったら早いうちに試してみンべ」
 翌日から「純石鹸」探しを始めた。


-発見、そして試用-

 「自然」とか「オーガニック」とか「エコ」とか、その種の単語が当たり前に通用する今日なら、「純石鹸」はどこにでも売られている。しかし、当時は違った。スーパーやらホームセンターやら雑貨屋さんやら何軒ハシゴしても、「純石鹸」という表記は見つけられない。
 あれこれ調べているうち、「脂肪酸ナトリウム」なるもの(私は化学が苦手)が石鹸成分であることがわかって来た。そして、ようやく「脂肪酸ナトリウム98%」と表示された石鹸を見つけたのは、なんと浴用用品売り場ではなく洗濯用品売り場。パッケージには「フキンソープ」とあり、台所の布巾洗浄を目的としていることは明らかだ。これが「純石鹸」なのか?
「大丈夫なのか? これを使っても」
 場違いな棚で見つけた純石鹸に戸惑うばかり。しかし、ようやく見つけたのだ。試してみないと気が治まらない。
 とりあえず1個購入してその日から使い始め、体も頭(髪)も、すべてこの石鹸1つで洗ってみた。はじめの頃は、念入りな洗髪後、ギシギシする感じに違和感を覚えたものの、気にならなくなるまで時間はかからなかった。石鹸によって洗い流された髪の脂質は、毛根や頭皮から補われるはずで、その方が自然なのではないかと感じたからだ。


-愛用し続け19年-

 以来、今日も石鹸を愛用し続けている。髪も顔も体も××も、すべてこの石鹸で洗っているが、肌がかぶれたりしたことは一度もない。むしろ肌に関して言うならきめ細かくスベスベモチモチになったくらいで、40代半ばの男性とは思えないほど健康的な状態を維持している。
 髪に関しても同様で、ハゲの血が流れているはずなのに薄くなる気配はなく、「生え際前線」が後退したようにも思えない。最近では髪に勢いがあって手入れが面倒臭くなり、坊主頭にしてしまったほどだ。
 上の子(長男)も下の子(長女)も、赤ん坊の時からこの石鹸で洗ってやった。風呂に入れてやる時は、髪も顔も体もすべてこの石鹸で洗う。赤ん坊の肌は敏感ということで専用の浴用洗剤も売られているが、フキンソープで何ら問題はなかった。むしろ子供達がアトピーやらにならなかったのは、この石鹸のおかげではないかとも感じている。

 使い始めてから19年。すっかり愛用アイテムとなり、これからも使い続けるであろう。

私の愛用品-石鹸。20091015-01
私の愛用品-石鹸。20091015-02
▲「フキンソープ」
 発売元:カネヨ石鹸株式会社
 〒366-0022 埼玉県深谷市本田ヶ谷120
 電話 048-573-7851

2009-10-12

研修(修行?)中。

 10月5日夕刻、友人S浦さんが研修生のK村さんを連れて来た。
 台風の影響で屋外での実習が進められず座学(薪ストーブに関する本を渡すだけ。読むかどうかは本人次第)からのスタートとなり、やる気満々のK村さんにとっては不満気味のようであったが、10月9日からチェーンソーを使っての玉切りや薪割りなど、本格的な研修に入っている。
 以前は肉体労働だったというK村さん、体力面での問題はなく、道具の扱い方を覚えるのも早い。薪を割るのは初めてとのことで最初はおっかなびっくり斧を振っていたが、私の指導が効果的なのか、1時間後には、
「こりゃ、慣れた人でも割るのに苦労するぞ」
 という“難物”を割りこなすまでに進歩。すっかり薪割りの楽しさに目覚め、性格の異なる斧を使い分けるレベルにまで達している。
 今日でちょうど1週間。これまでの研修は薪割りだけでなく幅広いジャンルに及んでいて、かなり濃い内容ではなかろうか。

 予定通りなら、研修はあと1週間。K村さんが愛知に帰ってから地元で薪作りを指導出来るレベルまでになってもらうべく、今日も元気にしごくとしよう。

研修(修行)中。20091012-01
▲初めて斧を振る研修生K村さん。誰でも最初は腰が引けてしまうもの。

研修(修行)中。20091012-02
▲ところが、みっちり指導した結果、1時間後には大きな節があり乾燥の進んだ難物(あえて用意しておいた)を割ってみせるまでに。笑顔がすべてを語っている。

研修(修行)中。20091012-03
▲初日の午後に割った薪。ちなみに目が素直で割りやすいブツは2割程度しかない。この研修は、特別プログラムなのよ。

研修(修行)中。20091012-04
▲2日目には、こんな玉も難なく割るようになった。ここまで来たら、次の段階(内緒)へと移行する。

2009-10-09

お宝? それとも古紙?

 引っ越し荷物を整理していたら…、箱詰めされた古い4×4MAGAZINEが大量に出て来た。古いものだと1979年、新しいものは1988年の発行で、同じ号が5冊あったりもする。重量にして、およそ120kg。持っていたことすら忘れていたヨ。

 これらの4×4MAGAZINEは、私が在籍中に不良在庫だかなんだかで裁断処分されそうになっていたところをを、
「処分なんてもったいないから私に下さい」
 と、もらい受けたもの。何回かに分けてもらい受けたのだが、よくもまぁこれだけの量を当時住んでいた6畳1間(風呂なし)のボロアパートに運び込んだものだと、その貧乏性っぷりに我ながら感心してしまった。
 だってさぁ、かつて読者だった高校生時代に電車を乗り継いで買いに行ったバックナンバーや、制作に携わったものが捨てられちゃうって聞いたら、引き取りたくなっちゃうよね。
 そして、世田谷→入間→熊谷→小川→小川という4回の引っ越しを経てもなお持ち続けているのだから、呆れるほかない。
 しかし、今回の引っ越しで荷物の多さを痛感したことから、手放すことを決意した。欲しい方がおられたらご連絡を。これだけ保存状態の良いバックナンバーは滅多にないと思うが、それでも引き取り手がない場合は、古本屋かチリ紙交換に出す予定。

お宝? それとも古紙? 20091009-01
▲写真は、在庫の中でも古いもの。昭和54年(1979年、創刊から2年目)発行の号もある。

2009-10-03

ホントに来るの?

 新宅の電気工事をやってくれた愛知在住の友人S浦さんから、
「薪に関するノウハウを叩き込んで欲しい」
 との依頼があり、来週からS浦さんのスタッフ1名(残念ながら♂らしい)を“研修生”として受け入れることとなった。経費節減のため拙宅への泊まり込みで、期間は2週間前後。
 ①本人が音を上げても存分に使い倒して構わない。②見込みがないと判断した時点で送還可能。と、当方にとっては楽な条件なんだけど…、大丈夫かなぁ。立ってるモノは、親でも客でも使っちゃう私なんだもの。“研修生”当人とは会ったことも話したこともないだけに、不安要素もある。
 とりあえずは、当人が寝る場所を確保するための引っ越し荷物片付けから手伝ってもらうとしよう。丸太運びや薪割りに比べたら楽な作業だし、寝台として米軍払い下げのコット以外に某メディアから借り受けたコールマンの新型コットも用意してある。
 今の私は鬱周期から抜け出していることもあり、状況によっては“研修”と言うより“修行”になることも考えられんだけど…、ホントに来るの?

2009-10-01

季節到来

 そろそろ薪を焚くシーズンに入り始めた。暑くもなく寒くもないこの時期は薪作りにも適していて、焚き火屋で販売している薪割り用品の問い合わせや注文も増えている。嬉しーな。
 昨日も試し割りの予約が入っていたのだが、雨天のため延期。まぁ仕方ない。

 引っ越し作業が一段落して新居も少しずつ片付き始め、やっと薪作りや置き場整理にも時間を取れるようになった。不思議なもので、なぜか薪を作っていると心が落ち着く。
 今年もこれから本格的な繁忙期となってくれるだろう。頑張らなくっちゃ。

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