薪で暖まる。 

 気がついたら平成21年の大晦日。動きの多い1年であったが、とりわけここ1月ほどは多忙を極めた。一般的な比較はともかくとして、私としては当ウェブログの原稿を書く時間を確保することも困難であった。
 この1ヵ月でネタは無数にあるんだけど、情報処理と執筆速度が追いつかねーよ。

 画像はいずれも薪で暖まる1シーンで、よくもここまで健康を取り戻せたものだと実感する。

 年も改まることだし、さ、徐々に次のステップへと移行するか。他人から見たら後退や退化、もしくは現状維持であったとしても、私には大きな1歩なのである。

薪で暖まる。20091231-01
▲その日の仕事を終え、ドラム缶温泉でひとっ風呂。あーー、極楽。

薪で暖まる。20091231-02
▲拙宅に導入した薪ストーブ・モルソー2110(morso 2110)は慣らし期間を終え、設置4日後からは全開運転可能な状態にある。通常は天板温度220~270℃で巡航。

開店。 

 本日12月28日、愛知県大府市に「結豆樹(ゆうずき)」という名の喫茶店的コミュニティスペースかオープンする。店内には薪ストーブ(ヨツールF500)が置かれ、美味しいコーヒーと薪割り体験も出来ることが特徴であるらしい。
 店長は焚き火屋で薪作り研修を重ねたK村一等兵(技術が上がり資格も取得したので昇格)。彼の研修は、この結豆樹で薪作りの楽しさや意義を伝えるためのもので、それに必要な技術やノウハウは伝授してある。焚き火屋で扱っている斧各種もすべて渡してあるので、試し割りも可能であろう。
 「薪塾(まきじゅく)」と名付けた焚き火屋研修1期生のK村一等兵なら、きっと私以上に薪を使う大切さを広めてくるはず。
 本日はプレオープンで、1月5日から本開業となる。興味のある方は、ぜひ足を運んで頂きたい。

結豆樹 愛知県大府市吉田町六枚畑55
 店長のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yuinokokoro_yuuzuki

キャッチボール。 

 天皇誕生日(祝日)は、熊谷へ原木丸太の配達。荷を下ろし代金を受領したのが、ちょうど昼メシ時。
「久しぶりで子供たちとメシでも食おうか」
 と、元妻に電話してみたところ、息子は部活(野球部)に行っていて、娘は友達と遊びに行っているという。
 配達先は息子が通う中学に近く、5分とかからない。
「よし、一度は息子が部活で頑張っている姿を見てみよう」

 中学校のグラウンドであっても、そこは息子たちにとって神聖な仕事の場。帽子を取って一礼してから歩を進めた。
 突然やって来た奇妙なオッサン(旧陸軍の帽垂れ付き帽子、ドイツ空軍のツナギ、MA-1ジャンパー、12枚コハゼ地下足袋)を気に掛ける様子もなく、部員たちは練習に集中している。ただ息子だけは、少々驚いていたようだ。無理もないか、アポなしだから。

 部員は例外なく礼儀正しく、動きもキビキビしている。見ていて実に気持ちが良い。小休止に入ったところで、コーチに挨拶。
「菰田の父です。いつも息子がお世話になっております」
 正確なノック、的確な指示、部員の立ち振る舞いなどを見ても、優秀なコーチであることがわかる。初対面ながら、先方も私のことを理解してくれていいるようだ。

 その日の練習が終わり、1年生部員がグラウンド整備を始めた脇で、息子が言った。
「お父さん、キャッチボールする?」
 断る理由はない。近くにいた部員が、進んでグラブ(大切な仕事道具だ)を貸してくれた。
 はじめは軽く肩慣らし。思いがけず始まった父と子のキャッチボールに、他の部員たちは興味津々。
「いいなぁ。ウチのお父さん、キャッチボール出来ないんだ」
「コモのお父さん、コントロール良いな」
「球、速ェ」
 なんて声も聞こえて来る。
「お父さん、カーブ投げて」
 のリクエストに応え、軽く捻りを加え投げたところ、ギャラリー部員から、
「すっげー曲がってるよ」
 の声が。
「んじゃ、次はしっかり曲げるぞ」
 とキッチリ回転を加えて投げたら、
「おおっ!」
 とどよめく。
 息子は相変わらずのノーコンで、私の立ち位置が定まらないどころか暴投球を拾いに走ることもしばしば。
 私がブルペンプレート付近にいることに気づいた息子が、自発的に腰を落とした。ピッチャーをやってみろということか。よし、取ったこともない杵柄を見せてやろう。
 オーバー、スリークォーター、サイド、アンダーの各スタイルで投げ分け、それぞれでストライクを決めた。球速を抑えコントロール重視の投球ながら、息子を含めた野球少年の目には新鮮だったらしい。

 照れくさそうにしている息子とは対照的に、他の部員たちは嬉しそうにしている。

 せめて体調の良い時期くらいは、父親としての役目を果たさないと。息子よ、またキャッチボールしような。

キャッチボール。20091226-01[
▲ショートのポジションでノックを受ける息子。カバーに走るレフトの様子を見ると、正しく指導されていることがわかる。

キャッチボール。20091226-02[
▲ゴロの捕球からファーストへ送球。まぁ合格だろう。

宇宙鳩。 

 親としてみっともないのは子離れ出来ないことであり、子として恥ずべきは親離れ出来ないことである。

 恵まれた境遇で育ったと自ら語るどこかの総理大臣は、いい歳こいてママからお小遣いをもらい続けていたそうな。
 この総理大臣は、「宇宙人」とも呼ばれている。確かに宇宙人だ。6年で11億円なんてお小遣いは、天文学的数字だもん。

激動 

 ここ数日、精神的な面も含めて動きが大きい。激しい鬱と激しい躁を2回以上繰り返しているし…。

 とにかく忙しいというか、せわしなく動いているというか…。ジープだと効率良く進められる山仕事をこなしてみたり、いきなり薪ストーブが設置されたり。
 細かいことは改めて書くとして、本日12月14日1030時点でモルソー2110(MORSO 2110)の慣らし運転中。ジープも元気だし、何だかんだ言って昨年より確実に健康を取り戻している。

 疲れがたまっているので休みを取りたいのだが、商品の発送や配達、来客対応等で大忙し。明後日からは、短期研修生が4人来る…よしっ、徹底的にこき使おう!

激動。20091214-01
▲小柄で底力があり走破性も高いジープだからこそ効率的に進められる作業もある。途中でウインチのリレーが死んじゃったのは想定外だったけど。

激動。20091214-02
▲MORSO 2110の火入れ。ガンガン焚きたい気持ちを抑え、しばらくは慣らし運転。本焚きまでには後方に遮熱板を作る予定で、材料は入手済み。

井の中の蛙。 

 周囲に「井の中の蛙 大海を知らず」と「無知の知」を説いている自分自身が井の中の蛙であり、無知であることに気づかされてしまった。
「あ~あ、サイテーだよ、オレ」
 ずどーんと落ち込んだ。自分がやらかした失態を客観的に思い浮かべる都度、さらに深みへはまって行く。ネガティブ・スパイラルに突入!
「躁状態にあることを自覚していたのに、躁状態の典型的症状がぜーんぶ出ちゃったよ」
 一気に鬱状態となり、やる気も食欲も失われた。ただ、過去に何度となく躁と鬱を乗り越えてきた経験から、今回の鬱状態は短期で脱せられると感じていたのも事実。以前と比べ仕事の幅が拡がり、周囲には病気に理解のある人が増えているのだから。

 昨日、薪割りは初めてという試し割り希望者が来られて笑顔でヴィポキルヴェスをお買い上げ頂き、無事に接客出来たものの、鬱状態に変化なし。新連載にあたって、作者と編集部のパイプ役を勤めた(といっても、電話を2回かけ、打ち合わせの場に同席して打ち合わせとは関係ない話で邪魔しただけ)雑誌の見本誌が届き、仕事の成果を確認したが、鬱状態に変化なし。
 どちらも舞い上がってもおかしくない出来事なのに、鬱状態では感情も死んでしまう。
 しかし…。訪ねてきた従軍看護婦が見本誌を見て、
「これ、すごい。これってあなたにしか出来ないことですよ」
 と言われ、ちょっとだけ食欲が戻って来た。
 さらに、パイプ役を依頼して来た方から電話が。
「本、見た? すごいよね。難しい企画なのにサラっと描いてるよね。やっぱコモちゃんに頼んで良かったよ。コモちゃん、ありがとう!」
 いや別に…。サラっと描いているのは作者がすごいからであって、私が感謝されることではない。それも私は邪魔してただけだし…。でも、その弾んだ声に励まされ、少しずつ自信を取り戻して来た。
 正直、やはり私には精神的負担が大きすぎるし、周囲に迷惑ばかりなので、もうメディアに関わることから手を引こうかと考えていた。しかし、こうして目に見える形で結果を残せるのは、代え難い喜びでもある。
「やってしまった過去の失態はきちんと反省してその原因を分析し、今後同じようなことを繰り返さないよう生かして行けるなら、メディアに関わる仕事も続けるべきではないか」
 躁鬱病克服への大きなヒントを得られたように思う。

「井の中の蛙 大海を知らず されど空の高さを知る」

井の中の蛙。20091210-01
▲昨日試し割りに来られたM上さんは、ヴィポキルヴェスか薪斧二二〇かで悩んだ末に、ヴィポキルヴェスをご購入。まだガニ股で腰が引けているが、扱いこなすのは時間の問題だろう。右にあるはM上さんが割った薪で、樹種はカシ、クリ、ケヤキ、ミズナラ、廃材(スギ)などなど。

薪ストーブ導入作業本格始動。 

考えが浅かった

 2週間ほど前、薪ストーブ(暖炉)屋さんに拙宅を下見してもらい、本体の設置場所や煙突の取り回しを打ち合わせた。この家に住めるよう改修作業に着手した頃、薪ストーブは床の間に置くのが最適と考え、大引や床束を追加するなど過剰なまでの補強策を施したのだが…。
 実績豊富な専門家に見て頂いたところ、
「床の間に置けば屋内はスッキリ収まるが、屋外が複雑化する」
 という。それは、煙突に曲がりを設けることになりコストがかかるばかりでなくメインテナンス性が落ちることを示している。屋内に煙突を通すとしても、2階の大屋根は寄せ棟なので棟木との干渉を避けるには煙突に曲がりを設けなければならない。
 一直線に伸びる理想的な煙突とするには、床の間よりも前方に出し、さらに床柱側へ寄せれば可能となる。とりあえずここを仮の設置場所とし話を進めたが、この案には屋内造作工事(素人の私が行う)の手間がかかるという問題点があった。


見直し

 ある程度話がまとまった時点で、薪ストーブ(暖炉)屋さんからアドバイスが出た。
「もう一度、家全体を見て設置場所を考えてみましょう。それでベストな位置が見つかることがよくあるんですよ」
 施主の意向を尊重しながらも、プロとしての意見も忘れない。この人は本当のプロ(職人)だと実感した。そして、
「ここなんか良いと思いますよ」
 と示されたのは、それまで考えてもみなかった場所。そこを選んだ理由をいくつか説明してもらうだけで、既存住宅に薪ストーブを導入するにあたっての課題や費用、設置および今後の使用に関する数多い条件のほとんどをクリアしていることに気づかされた。
「さすが職人だ」
 目からウロコが落ちた。


興奮

「じゃ、ここに決めましょう」
 煙突の芯位置をマークし、施工にあたって必要となる各部を採寸したところで当日は時間切れ。不況と言われるご時世であっても、信頼される職人は大忙しなのだ。
「そうか…、ここに置くのか」
 新しいイメージ像が、一気に具体化して来た。しかし…、私は天の邪鬼。信頼出来る職人の意見であっても、鵜呑みにはしない。誰しも完璧ではないのだから。
「ひょっとしたら職人も見落としてしまうような、もっと良い位置があるかもしれない」
 イヤな施主だなぁと自覚しつつ、そう思ったら、じっとしていられない。巻き尺片手に、1階と2階を行ったり来たり。ミニマグライトを咥えて小屋裏をゴソゴソ。表に出て作業灯で瓦屋根や外壁の状態を確認したり…。
 そして、最善と思える場所をとうとう見つけてしまった。そこは、職人が示した位置から西へ3尺(910mm)ずらした所で、ここなら職人指示位置で唯一気がかりだった問題点(記述は割愛)も解決出来る。職人との会話で刺激された脳が、さらに活性化して来た。
「あかん。この興奮は簡単に鎮められん」
 方眼紙に適当な縮尺で1階と2階の平面図を描き出し、そこに職人が示した場所と私が考えた場所をそれぞれマーキング。トレーシングペーパーに母屋と垂木を描き、平面図に乗せてみた。
「おお! バッチグー(死語)じゃん。オレってイケて(死語)んじゃねーか?」
 深夜、迷彩服に坊主頭の男がロットリングもどきのペンで図面を描いてにんまりしている様子なんて、ハタから見たらさぞ無気味であろう。図面ではなく春画だったら、わからないでもないけど。

 翌日、素人作りの図面と変更希望理由を箇条書きにして、職人へFAX.送信。さらに2日後、職人に電話で確認。
「思いついたことを書き出してみたんですけど、どーですかね?」
「いいんじゃないですか? これ。私が描いている図面もそのまま生かせるし。これで進めましょう」
 かくして薪ストーブの設置場所が本決まりとなった。


さぁ、大工(でぇく)仕事だ!

 ここまで来たら、一気に屋内作業を進めたいところ。しかしこの時期、伐採、下見、来客対応、商品発送、研修、メディアの裏方などのスケジュールが詰まっており、私は私なりに忙しい。陽も短いし。
 ようやく時間を見つけ薪ストーブ(暖炉)屋さんを訪ねられたのは3日前(12月2日)の夕刻。丁寧に描かれた屋内施工図面を受け取り、やる気ブースターに火がついた。
 そして一昨日、雨模様であることを幸いに早朝から作業に着手。まずは作業全体を把握し、段取りを組む。「段取り8割」っていうからね。
 ちなみに屋根に設ける煙道枠は、少なくとも450mm角が必要。垂木と垂木の間に煙道枠を作れれば楽なのだが、1寸3分(39mm)の垂木は15寸(455mm)間隔に並んでいるので、その内側は450mmに満たない。そのため垂木の一部を切除、そこを煙突の芯位置とし、この両脇に内幅450mmで2本の垂木を新設することになる。
 算数の苦手な頭で必死に考え、巻き尺、指金、下げ振といった手持ちの道具を駆使して、何とか大屋根の野地板から1階床面までのすべての面に「墨付け」終了。使ったのはボールペンだけど。
 もちろん素人らしく試行錯誤の繰り返し。今回、詳しい内容には触れないが、それでも昨日夕方までに炉台の仮設置も終え、薪ストーブ本体、煙突、水切り板等の一式が設置可能な状態にまで持って行けた。あとは、1階天井の「粗隠し」となる化粧板を作り、2階天井に天板を乗せ、ストーブ後方の遮熱板を作るのみ。

 いやぁ、楽しいよ。誰にも邪魔されず、こういう作業に没頭するのは。1階天井と2階床面の間に張る4枚のケイカル板(5mm厚)がピタリと収まった時には、我ながら感動しちまったたぜぃ。そして、本職には失礼と知りながら脚立の上で独りごちた。
「やっぱオレって大工(でぇく)の素質があるんじゃねーか?」

 冗談はともかくとして、これで年内設置の可能性を高められた。自己満足で終わらせても良いんだけど、一歩進めて人様に見せても恥ずかしくねぇレベルにまで努力してみることが大事なのよ。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-01
▲2階の天板を外した状態。中央の垂木が南北方向の芯位置となる。小屋束にシロアリ侵入の形跡が複数あったので除虫処理。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-02
▲作業中どこにいても芯位置の鉛直を確認出来た方が良いと判断し、思いつきでこんな小道具を作ってみた。玉切り作業に使う竹の尺棒にφ3mmの穴を開け、そこに下げ振を付けた水糸を垂らす。尺棒を適度にかしめることで下げ振の落下速度を調整し、手元の糸巻きで自在に操れるようにしてある。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-03
▲2階床面に下げ振を落とした状態。ここに張られている合板はペナっペナ。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-04
▲芯位置の垂木を切除する前に、補強の垂木を入れておかないと危険と判断。キツキツの状態で新しい垂木(イチサンインゴ:1寸3分×1寸5分)が収まるよう、手鋸と鑿で母屋に切り込みを入れる。調整しろを考慮し、垂木よりも広めに削ってある。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-05
▲大屋根は4寸勾配で、母屋は3尺間隔。そこに3尺7寸の垂木を加えようとしたのだが…。当てがってみて、それではすんなり入らないことに気づかされた。「あーあ、やっぱオレの脳味噌はサル並みだよ」と落ち込み、しばし思案。そこで、「垂木の両端を丸めてスキッド性を持たせ、片方は野地板、もう片方は母屋を滑らせながら叩き込めば上手く入るのでは」とひらめいた。結果は見事に成功。1本目の垂木追加には1時間強を要したが、2本目は15分で終わった。本職の大工さんは、どうやって垂木の交換(もしくは追加)を行うのか、興味が尽きない。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-06
▲どうにかこうにか、野地板の内側に水平面で450mm内寸角の枠を作り終えた。義務教育期間中に、しっかり算数と数学を勉強しておくべきだったと反省しきり。今さら遅いけど。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-07
▲1階天井の切削風景。手鋸は、剪定用の粗目しか持っていない。切断面がみっともないが、「最終的にゃあ化粧板で隠しちめーば良かんべよ」と割り切る。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-08
▲作業を進めて行くうちに、下げ振が複数あった方が良いことに気づき、急遽作った下げ振モドキ。使用したのは、34年前に残波岬で拾った訓練用20mm機関砲弾。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-09
▲作業2日目、ようやく2階大屋根の野地板から1階床面までの内寸450mm角煙道を作り終えた。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-10
▲1階天井と2階床面の間の4面にケイカル板を張り終えた状態。5mmのケイカル板を入れることを考慮し、野縁の内寸は460mm角としてある。野縁よりも天井開口部が大きいのは、素人らしい失敗例。

薪ストーブ導入作業本格始動。20091205-11
▲炉台は、薪ストーブ(暖炉)屋さんが展示用として使っていたものを譲り受けた。自作を予定していただけに、コストと手間の両面を削減出来て感謝感謝。炉台の主目的は遮熱なので、レンガの向き(見た目)などどうでも良いこと。断熱と通風に考慮し、炉台の下には12mmの石膏ボードと3寸×1寸の下駄材(本棚を作った際の端材)を組んでみた。

ムダの削減。 

 事業仕分けとかいう新政権による「公開裁判」が終わった。ムダを洗い出す内容もあっただろうが、皮肉なことに新政権の危うさも炙り出されたように思える。
「二番じゃダメなの?」
 なんて考えるようでは、二番にもなれっこない。一番を目指した結果二番に甘んじるのであって、端から二番を目指したのでは、二番どころか入賞圏内も無理だろう。一番を目指す努力が大事なのであり、二番でいいやという甘ったれは通用しない。競技で言うリタイアがオチだ。
 準優勝を目指して甲子園に乗り込んでくる学校ある? 2位目的でスタートラインに並ぶマラソン選手いる? もしいたとしたら、そいつらの背中にゼッケンではなく「バカ」と書いてあるはずだ。

 本当にムダを削減したいのなら、裁判官気取りの仕分け人たちは、自分が頂いているお給料の、せめて1割でも国庫に返納してから臨めば説得力があったのに…ね。