期間限定 薪材玉切り丸太里山現場即売会 

 あー、昨日も目一杯働いた。0730時から草刈りやら伐倒木処理やらで体を動かし、1730時~1930時まで約50kmの道のりをロケハン。昼間の陽射しは「夏」なのに、朝夕の空気は冷たく「冬」のまま。風も北からで、何か変だ。

 体調の良い日が増え、作業を担当している里山の木も、かなりの量を斜面から下ろし終えたし、この先下ろして行く目処も立っている。
 こうして下ろした原木は、現場で玉詰めてから置き場へ運ぶのだが…。ふと考えた。お客さんに直接現場まで来てもらい玉切り丸太を販売すれば良いのではないか、と。置き場へ運ぶ手間とコストが抑えられるので販売価格を低くすれば、お客さんにとってもメリットが大きいはず。
 短時間脳内稟議の結果は、下記を参照のこと。通常販売価格480円/10kgの玉切り丸太が350円/10kgだから割安だし、切り出す部位や状態も選べるから、何かとお得だよーん。
 さぁ、商売商売。米の不作を予測して買いだめ(と言っても1人分)ておく資金を稼がなくっちゃ。

期間限定 薪材玉切り丸太里山現場即売会。20100529-01
▲斜面にある原木にスリングベルトを巻き、足りない分はUシャックルでつなぎ、下ろしやすい長さに玉詰めてからジープで引き出す。1人でこの作業を繰り返していると、仕事ではなく趣味ではないかと錯覚する。車両も道具も、向こう岸にいる「引っ張り系」四駆乗りに見劣りしない内容だし。昨日だけで、一体何本下ろしたんだろ。


-平成22年度 第1回薪材玉切り丸太里山現場即売会-

・期間--平成22年6月2日(水)~6月20日(日) ただし原木がなくなり次第終了します。雨天中止。
・場所--埼玉県比企郡小川町内里山A、里山B
・樹種--里山A…コナラ、シデ(直径10~45cm) 約6t
      里山B…コナラ、ヤマザクラ(直径10~30cm) 約2t
・販売価格--350円円/10kg 他にも格安販売原木があります。
・販売上限--1回につき1tまで。
・定員--当日午前1名(1組)、午後1名(1組)の計2名(2組)まで。予約制。
・予約方法-メイル takibiya@gmail.com、Fax 0493-72-8188、電話 0493-72-8188(留守電の場合は、メッセージを残して下さい)、携帯電話 090-2562-1374(運転中、作業中には出られない場合があります)、当ウェブログのコメント欄のいずれかから、希望日と希望樹種・量をお知らせ下さい。折り返し当方から連絡して予約確定とします。
・概要--当方が斜面から下ろした原木、もしくは当日その場で下ろす原木が販売対象となります。玉切り作業は、お客様ご指定の長さに当方で行います。お客様ご自身で玉切ることも可としますが、その場合の値引きはありません。また、現場内での刃物の取り扱いに関しては、当方の指示に従って頂きます。お客様の車が現場まで入れない場合は、当方の軽トラにてお客様の車を駐めた場所まで運びます。

期間限定 薪材玉切り丸太里山現場即売会。20100529-02
▲里山Aで下ろしたコナラの原木。撮影後、さらに下ろしたので、コナラが約4t、シデが約600kgある。この現場に行くまでには、小型車未満の車格と四輪駆動を必要とする。

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▲里山Bには、ヤマザクラをメインとしてコナラが点在。麓まで二駆の普通車で入れるが、斜面から下ろすにはジープかウインチがあると便利。

セロウ復活に向けて。 

 体調が良いとついつい作業してしまい、気がついたら体がクタクタに疲弊していることもしばしば。そうならないよう、1日の中で車両を含めた道具整備の時間を設けることにしている。
 昨日は、ここ1年半ほど不動状態にあるセロウの整備。寺崎さんの元からこのセロウを引き取り点火系を修理して以降、何ら問題なく絶好調だったのだが、その後3年に及ぶ屋外保管(雨ざらし)と、1年強の放置プレイにより、ステアリングはガチガチ、ブレーキはスカスカ状態となっていた。
 ステアリングのトラブルは、中のベアリングに問題があることは確実なので、まずはそこから着手。上側のボールベアリング周辺はグリスがネスカフェ状態で水分が混入していることは明らか。粘度が低下しグリスとして用を為していない。下側のテーパーローラーベアリングは…、グリスが見あたらず錆もあり、ほぼ固着状態ではないか! げげっ。
 町内のマニアックなバイク屋さんに必要となる部品を発注し、ひとまず作業終了。
 ステアリング修繕の整備が完了したら、フロントブレーキ油圧経路のエア抜き作業に移行する予定。
 エンジンはキック一発でかかるし、駆動系も灯火類も問題なし。リアに付けていたカゴ(これがあると便利)を撤去して見た目もスッキリしたし…。梅雨入り前には通院の足として復活させたいなぁ。

セロウ復活に向けて。20100528-01
▲素人整備らしく、いくつかの工程を端折ってある。収穫カゴの横にある弾薬箱(防水)には、清掃してから流用する部品類を入れてある。シンプルで取り回しも良く優れたバイクで、1リッターあたり30km前後と燃費も良好。

老い行く町。 

 ここ埼玉県小川町に越して来て3年ちょっと。自然が近くのどかながらに都会にもアクセスが良い魅力的な田舎町であるが、町そのものは老衰の一途にある。
 山手線圏内へは私鉄電車で1本、ローカル線ながらJRも通っているし、高速のインターも近い。これだけの立地条件に恵まれながら人口が減り続けているのは、ちょっと考えられない現実だ。

 一昨日(5月23日)は町長選挙の投票日で、報道から数字が明らかになったので、この町に関して計算してみた。
 町長選の有権者は28,341人。4月末日時点での人口は33,825人(小川町公式ウェブサイトより。外国人を除く)。単純に計算すると、33,825-28,341=5,484人が20歳未満の若年層となる。人口比率にして、わずか16%でしかない。選挙権を有しない成人も含まれるが、分母と分子がこの数字なら計算誤差の範囲内であろう。

 100人のうち、若者と子供(未成年)は、たった16人。「少子高齢化」という言葉が見事にあてはまる。
 再選を果たした現職町長は、今年で74歳。これまで2期8年を勤め、3期目となる。
 「老人の、老人による、老人のための自治体」。これは何も、ここ小川町に限ったことではあるまい。不老長寿を盲信する老人により、若者はますます暮らし難くなる。

 老いは、誰にも訪れる。故に、私はやがて美しく老いたいと願う。先人達を反面教師として。

ツーリング。 

 忙しい山仕事の傍ら忙しいメディア裏方をこなすパターンに慣れたのか、生活面でも精神面でもかなり落ち着いている。山仕事も薪屋仕事も、この季節は端境期だし。
 昨年の今頃は転居先探しで慌ただしくしていたので、数年は住める場所があるだけでも安心感が得られる。

 たまには休日らしい休日を過ごしてみようと思っていたら、バイク仲間からキャンプツーリングのお誘いが。絶好調のR1-Zにテントと寝袋と薪を縛り付け、ワクワク気分で出発。
 バイクで首都高や東名を走るのは26年ぶりのこと。
「首都高の路面って、こんなに荒れてたっけ?」
 と驚きながら、体が速度感覚を忘れていることを実感。動体視力は明らかに低下(老化と呼ばないで)している。それでも、走っているうち徐々にかつての感覚が戻って来た。
「狭くて路面も悪い首都高で120km/hとか平気で出してたんだから、若かったよなぁ…」

 帰りは雨にたたられたが、合羽を持っていたので問題なし。ヘルメットをかぶっているから、ジープよりも濡れないことを再確認。
 1泊2日の短い時間ながら、仕事とか生活のすったもんだも忘れて、久しぶりで良いリフレッシュとなった。もう少し落ち着いたら、野宿道具を積んで一人旅にでも出てみようか。

ツーリング。20100524-01
▲カブり気味だったエンジンは、チョークまわりを整備して解決。愛用のテントは、19年前に購入したダンロップ V-400で、1人で使うにはちとデカい。

ツーリング。20100524-02
▲仲間が用意したダッチオーブンの中身は、激旨の豚スペアリブ。薪は私が持参。

仕様変更。 

 危険を伴う作業であるだけに、仕事道具のメインテナンスは念を入れるよう心がけている。山仕事は道具が多いから、手入れの時間もかかるのよ。

 メインで私用しているチェーンソー、共立CS-400のスプロケット摩耗が気になり始めていたので、雨音を聞きながら交換ついでにちょいと仕様変更してみた。

 外したスプロケットの摩耗は0.3mmくらいであったが、予防整備という観点からも交換した方が良いと判断。スプロケット交換は、クランクシャフトを固定し逆ネジの遠心クラッチを外せばOK。組み付けは、その逆。
 遠心クラッチの新品も用意しておいたが、それほど減っていようなので流用することに。ニードルベアリングは、念のため新品に交換。これで駆動系の懸念事項が解決した。

 今回の整備では、思い切ってガイドバーの変更も試みた。これまで装着していたのは、スプロケットノーズバー(オレゴン社ダブルガード)であったが、耐久性が高いハードノーズバー(同社レザーライト)に変更。
 厳密に言えば、ソーチェーンが1コマ増えバーも太くなったので、グリップより前の重量バランスが変化しているはずだが、そこまで細けぇこたぁよく分かんねー。 そんなことより、バー先端のデリケートさがなくなったという安心感の方が大きい。

 薪作りに用いるチェーンソーは、原木を細かく玉詰める(玉切る)ので、一般的な山師さんのものより稼働時間が長い。それだけに、整備はちゃんとしておかないと。

仕様変更。20100515-01
▲外したスプロケット(左)には、摩耗の痕跡がくっきり出ている。右は、交換用の新古品スプロケット。

仕様変更。20100515-02
▲3分割式の遠心クラッチ。スプリングのへたりはあるが、フェーシングの摩耗は少なくまだ使えると判断して、そのまま流用。ニードルベアリングは、新品に交換した。

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▲オレゴン社レザーライト(ハードノーズバー)を装着した状態。チェーンソー本体との相性は、これから使い込みながら探って行く。

国会議員。 

 ふた昔ほど前、師匠はこう言っていた。
「イタリアを笑えねぇよ。ストリッパーが国会議員になるなんて、すげェ国だと思ったけど、よく考えてみりゃ、こっちじゃレスラーだ」


 あの言葉から20年。日本のコッカイにはタレント議員がずいぶん増えた。コメディアンとか五輪オタクとか。
 この夏に行われる参議院選挙にも、首から上の中身ではなく知名度を利用してタレントさんが多数出馬するらしい。歌手、俳優、車屋お抱えの柔道屋…。うんざりだ。国民を愚弄するのもいい加減にしてくれ。
 もし、黒木香さんが出馬表明したら、イタ公もビックリすンだろうな。

ジープで林業。 

 「焚き火屋」の屋号で私のやっていることが林業に該当するかどうか、よく分からない。少なくとも漁業でも農業でもないし、既存の林業とも異なる。しかし、山林からの産物で生計を立てている点で、類別すれば林業となろう。

 5月9日(日)、以前に当ウェブログでも紹介した若葉ウッドワークス(http://wakabawood.mimoza.jp/)の佐竹さんがバイトに来てくれたので、ジープと軽トラ(サンバー4WD)の2台で里山の片付け仕事へ。
 伐倒されたままのクソ重い原木をジープで引きずり下ろし、枝処理と玉詰めを済ませてから軽トラに積んで薪置き場へ。私1人だと、車両2台で効率良く捗る作業が進められないんだよね。

 この日の午後、ジープで引き出したのは、コナラ4本とヒガンザクラ1本(いずれも直径30~45cmクラス)。特に最後の1本は、枝が張って荷重があり難物だった。ゆっくり牽いたのではビクともしないので、スリングベルトを適当にたるませてからガツンとしゃくる。それでちょっと動いたら、またガツンとしゃくる。原木を引き出す方向を確認しながら、またガツンとしゃくる。リバースとローセコを繰り返し、ガツンガツンとしゃくりまくる。軽トラでこんなコトやったら、車がバラバラになっちまうだろうなぁ。

 私がジープに乗り始めた頃、ジープはシゴトの現場において当たり前の存在であり、林業には不可欠な道具であった。しかし今は、現場でジープを見かけることはなく、ジープそのものが珍しい存在となりつつある。
 20数年前を思いながら、41歳となるジープを酷使してみるのも悪くない。天気もジープ日和だし。もっとも昭和44年式のジープにとって、この程度じゃ酷使と言えないか…。

ジープで林業。20100509-01
▲作業前。篠竹の間から、好き勝手に倒された原木(矢印)がちらほら。この日は、軽トラだと相手にならないヘビー級をメインに牽き出す。

ジープで林業。20100509-02
▲何度かしゃくって牽き出したコナラ。原木そのものの重量は大したことないが、これだけ枝が張っていると、泥にはまったフル積載2tダンプ並の「牽き応え」がある。

ジープで林業。20100509-03
▲別の角度から。ジープと軽トラを同時に稼働させられれば、かなり捗る。私1人では無理だけど。

平成22年の黄金連休。 

 世間では大型連休だったのだとか。カレンダーとは無縁な生活を送っているだけに、銀行や役場が何日も休まれるのは、迷惑でしかない。近所の幹線道路も渋滞してるし。
 この連休、1泊2日で東京へ行った(私用)以外は、全て仕事。里山の片付けとか、下刈りとか、薪作りとか、薪材置き場の草刈りとか。
 田舎暮らしも丸3年。自然に近くて、早寝早起き。この生活リズムにすっかり馴染んでいるように思う。躁でなく鬱でなく、体調も良好。

キーホルダー。 

 持病のせいなのか性格なのか、ここ数年で鍵の紛失が多いことに気がついた。つい最近もとある車両の鍵をなくしたばかり。
 スペアキーを作るコストもバカにならないので、チマチマとキーホルダーなんぞを作り自己満足に浸っている。こんな時間を持てるのも、繁忙期を過ぎ処方箋も変更され、精神的に落ち着き始めた証拠なのかもしれない。

 その1。R1-Zのキーホルダー。
キーホルダー。20100501-01
 材木屋さんで拾った端材(キャンバー材)を適当にカットし、表面にサンダーを掛け、サンドペーパーで面取りして、ダブルリング用の穴を開け、焚き火屋の焼き印を押したら出来上がり。銭湯の下駄箱鍵札みたいでイイ感じっしょ?

 その2。カブのキーホルダー。
キーホルダー。20100501-02
 玉切り用尺棒を作った際に出た端材(真竹)を利用。適当な長さにカットして、カッターナイフとサンドペーパーで面取り、ダブルリング用の穴を開けて出来上がり。裏面には、車名とナンバーが記入してある。
 ちなみに尺棒の素材となっている竹そのものが、山仕事の現場でゴミとして扱われていたもの。ここまで活用されれば、伐られた竹も喜んでくれるだろう。

 さて、次はどんな端材でどんなキーホルダーを作ろうか。片手に缶ビール、こうした作業に打ち込む時間も悪くない。