生きている。 

 いつの間にか、前回の記事から20日が経過。この20日間で、色々なことがあった。それでも、今、生きている。

 何があったのか、手帳のメモ書きを見ながら振り返ってみる。

 行く気満々だった「ジープの機能美展」。開催期間中は鬱状態から抜け出せず、結局行けなかった。残念。ジープに乗る気力どころか、家から出る気力すら失われていた。
 久しぶりにライターとしての仕事が入ったので取材に出かけ、1日半がかりで書くことに集中した。着手時は意地で鬱を振り払い、書き上げるまでコンディションを維持。担当者からメイルと電話で過分な評価をもらい、ひと安心。
 DVDを観た。「大脱走」、「荒野の七人」、「七人の侍」、「桜田門外ノ変」、「砲艦サンパブロ」。
 本は沢山読んだ。大好きな吉村昭、曽野綾子、佐野洋の作品はもちろん、これまで読んだことのない作家のものも。「重力ピエロ」(伊坂幸太郎)、「大河の一滴」(五木寛之)、「冬日淡々」(佐伯泰英)などなど。日々配達される新聞もよく読んだ。※敬称略。
 第3薪材置き場(約2反)の草を刈った。機材は軽くて耐久性もあるBC2711G(ゼノア)と重いが馬力のあるBC3410(同)を、先端は研ぎ方を変えた複数のチップソーとナイロンコードを使い分け。
 なまった刈り払いチップソーを3枚研いだ。使用状況を考え、それぞれ角度を変えてみた。
 カレーを煮込んだ。私のカレーレシピは何種類かあり、誰もが「うまい」とか「これは金が取れる」とか言ってくれる。1日かけて2食分(レストランなら5~6食分)を作り、自画自賛の自己満足。
 メインPCが悲鳴を上げ始めたので、ケースを外して内部にエアがけ。一旦症状はおさまったが、3日後には再び悲鳴。「焚き火屋の不思議水」を用い、モニターとキーボードをきれいに清掃。
 月イチ診察を受けるため、主治医のいる横浜へ。片道電車を3本乗り継いで1日がかり。電車の中は空調が効いているため調子が狂う。
 室温が38℃を超えた日、自分が危険な状態にあると意識した。ただ、これが薬の副作用なのか熱中症なのかが分からない。朦朧ながら動けるうちにと自力で救急指定病院(赤いバッテン)へ行ったものの、受付で「自分の症状が分からない人は受け入れられない」「あなた、別の病院にかかってますね」と言われ門前払い。何とか自宅へ戻り居間に倒れていたら、誰かが119番通報したらしく救急隊が上がり込んで来た。しかし搬送を辞退。原因は気温でも薬でもなく、ろくに食べていないことと自己判断。この件については、事実を元に読み物として稿を改めたい。
 およそ1年ぶりで敷布団を干した。布団カバーも交換した。せっかく干しても、2晩寝たらたっぷり汗を吸い込みぐしょぐしょ状態。
 注文、来客、問い合わせ等に関しては、その時点での「最善」を尽くした。出来ない場合を想定し、常に「次善」と「最悪」も考える。
 天気図を見て、台風の移動に伴いここ埼玉は6月27日に梅雨が明けたと判断した。キショーチョーの発表はアテにならない。
 ウェブログ用の記事を書こうとしたが、思考も文章もまとまらない。書きかけの原稿ばかりが記憶媒体にたまっている。

 客観的視点に立って、この20日間で自覚した症状は…。聴覚過敏(突発・躁)、被害妄想(慢性・鬱)、貧困妄想(慢性・鬱)、アルコール依存(慢性・躁と鬱)、多幸感(突発・躁)、多弁(突発・躁)、手指震(突発・混濁)、頭痛(突発・混濁)、手足痺(突発・混濁)、破壊衝動(突発・躁)、幻聴(突発・混濁)、幻覚(突発・混濁)、倦怠感(慢性・鬱)、睡眠障害(慢性・躁と鬱)、貧困妄想に起因する摂食障害(突発から慢性化・鬱)、他にもあったはずだが、思い出せない。

 今朝、起きて便所へ行くと、小便が真っ赤っか。それでも、生きている。

ヘビーモウルGFの改良・発展版「ヘビーモウルGFⅡ」販売開始。 

 「焚き火屋」の屋号を名乗る前、平成18年(2006年)12月に輸入・販売を始めたヘビーモウルGF(国内販売にあたり私が命名)は、これまで2回マイナーチェンジが施されている。分かりやすく記すなら、私が最初に購入したモデルは1型で、現在販売中のモデルは3型となる。
 そして、ついにフルモデルチェンジと呼ぶにふさわしい新型が登場したことを受け、これを試験輸入。私なりのハードな試用を行った上で「ヘビーモウルGFⅡ」と名付け販売することにした。

ヘビーモウルGFの改良・発展版「ヘビーモウルGFⅡ」販売開始。20110610-01
▲性格はそのままに、各部が改良されたヘビーモウルGFⅡ。当店でのコードネーム(なんだ? それ)は、「ブラックタイガー」。製造元は同じでメキシコ製。

 画像を見て頂ければ一目瞭然で、最大の変更点は柄(シャフト)にあり、ヘビーモウルGFで最大の欠点とされていた「見た目のオモチャっぽさ」がなくなった。外観ばかりでなく、グリップ部分がゴムで覆われ滑りにくい加工が施されているほか、柄のヘッド付近はヒットによるダメージを考慮しているし、柄と斧頭(ヘッド)の結合・固定方法も見直されている。また、シャフトそのものの構造も変更され、しなやかさが増している。変わらないのは、ヘッド形状くらいであろう。そうそう、豪快に叩き割るような性格も変わっていない。
 焚き火屋での販売価格は14,900円で、送料は全国一律1,000円に設定。もちろん試し割り用のヘビーモウルGFⅡも既に用意しており、詳細に関しては近いうちに当欄でも紹介するつもりだが、要点だけでもすぐに知りたいという方は焚き火屋商品購入ページ(http://fdabm.cart.fc2.com/ca81/396/p-r-s/)にアクセスされたし。なお、同じ内容で変更されたミドルモウルGFⅡも近日中に販売開始予定(予価:13,400円/送料:1,000円)。

褌を締めて。 

 以前から褌には興味があった。日本の伝統的な下着であり、日本男子(やまとおのこ)なら、やはり褌だろう…と。最近では、女性用下着としても注目されているらしく、伝統となるには長く受け継がれるだけの理由が必ずある。
 先日、近所の小さなギャラリーで手作り褌と七島藺草を用いた手作り草履の展示会が開かれると知り、散歩ついでに覗いてみた。
 そこには色や柄など個性的なものも含めて多くの褌が展示され、褌について熱く語る「脱パン」褌職人(?)もいた。
 展示されている褌を手に取り、素材や仕上げを見ているうちに、更に興味が募る。麻と綿で織られた素材は風通しが良さそうで、吸汗性に優れていながら蒸れることもなく、吸った汗はすぐに乾くだろう。夏場の作業では下にはいているトランクスまで汗が絞れるほどグショグショになることを思えば、これは理想的な下着ではなかろうか。腰や股間の締め付け具合は、自分でいかようにも調整出来る。
 試着してみたいところだが、その場での試着は憚られるし、そもそもアイテムの性格からして試着は不可だろう。展示されている中から、自分の好みに合い、かつ汚れが付着しても(どんな汚れか想像してはイケマセン)目立たないような色のものを1本購入。すぐ自宅へ戻り試着してみた。
 当たり前だが、トランクスやブリーフといったパンツとは全く異なり、とても自然な感じがする。「窮屈」とか「圧迫」等の単語とは無縁のものだ。用便(爆撃)時には、股間の帯を後ろにたくし上げればよく脱ぐ必要はないし、前に垂らした部分で手も拭けるなど、なかなかどうして機能的だ。普段はいている安物トランクス10枚分に相当する出費は痛かったが、とても良いものに巡り会えた気がする。
 まだ1 本しか持っていないので、普段使いにはもったいなくて気が引ける。それでも、気合いを入れて仕事に取りかかる時は、迷わず着用している。文字通り、褌を締めて。ヘソの下でキュッと結ぶと、身も心も引き締まる。

褌を締めて。20110602-01
▲購入したのは、樺茶色の越中太帯。バックがODのジープだと軍用衣類に見えてしまうかも。セルフタイマーを使い締めた状態の後ろ姿を撮影しようかとも考えたが、「見苦しい」との苦情が来るかも知れないし、引き締まった臀部に魅せられた女性ファンが殺到すると対応に困るのでやめた。杞憂か?