避暑を兼ねて。 

 暑さに慣れているとはいえ、就寝時の室温が34℃を超える日ばかり続いていると、たまには涼しい場所に行きたくなる。
 汗だくになって1日の作業を終えたある日、ふと思い立って「あの場所」、営業を再開したブロンコへ出かけた。片道1時間もかからず、近くて安上がりな避暑地でもあるし、たまにはジープをジープらしく走らせたい。

避暑を兼ねて。20120827-01
▲実は3月某日、新管理人の熱烈な誘いを受け行こうとしたのだが、前日の雪が思った以上に積もっていて、途中で引き返さざるを得なかった。

 フロントウインドウを倒して走れば、暑さを忘れるほど走行風が心地良い。現地へ行くまでの山道も周囲の緑が鮮やかで、実に爽快。これもまたジープならではの楽しさであり、私にとってささやかな贅沢でもある。
 久しぶりに訪ねたブロンコは、良い意味で昔とほとんど変わっていなかった。閉鎖されてから10年ほど経っているのでもっと荒れているかと思ったが、新しい管理人が1人でコツコツ整備したらしい。その努力には頭が下がる。
 現地ではモーグルでジープの足を動かしてやった程度で、休息がメイン。コースをどう攻めるかより、立木に目が行ってしまうのは今の職業が板に付いて来たということか。
 近いうちに子供達も連れて行くとしよう。息子も娘もきっと喜ぶに違いない。

避暑を兼ねて。20120827-03
▲16年前、チェーンソーの扱い方も未熟な当時、生まれて初めて立木を伐採したのがここ。切り株からは彦生えし、今では元気な2本のクヌギに育っている。

避暑を兼ねて。20120827-02
▲日差しが強くても、下界に比べたらかなり涼しい。一般客の車両が見当たらないのはちと寂しいが…。

小さな生き物の変化。 

 昨年の春あたりから、身近にいる小さな生き物の変化を感じている。
 昨年気づいたのが、陣につくダニが極端に少なかったこと。散歩から帰った際など、最低でも1日1回は陣の体をぐしぐしいじってダニの有無や体調の変化を見るようにしている。いつもの年なら 1日平均で2匹前後のダニを潰すのだが、昨年は1年を通して10匹しか潰していない。散歩コースもエサも買えていないから、ダニが減ったのは明らかだろう。
 そして今年。陣につくダニはさらに減って、8月14日時点で確認出来たのは2匹のみ。加えて、蚊が減っているように感じる。同じく8月14日時点で蚊に刺されたのは2回だけ。この季節、屋外作業時には腰にぶら下げた蚊取り線香が欠かせないはずなのに、それも着けずに作業することが多く、春以降、まだ1巻しか消費していない。
 蚊に関して、お客さんや森臨隊のメンバーに聞いてみたところ、確かに今年は蚊が少ないという意見が多かった。焚き火の消火用として雨水をためている場所にもボウフラの姿が見当たらない。
 ダニを潰す手間が省け、痒い思いをしなくて済むのは助かるが…、何か不気味だ。

略帽引退。 

 皇紀2668年(平成20年)の夏以来愛用していた旧陸軍の略帽が、とうとう使用限界と思える状態になってしまった。略帽全体に汗が染み渡るような夏場も、底冷えする冬場も、屋外作業ではいつも着用していたから、4年でここまで傷んだとしても無理はないか。
 実は最初の1年で、やけにきつく感じられるようになっていた。頭が大きくなったとは思えないので、略帽が縮んだのだろう。さらにここ1年で傷みが進み、内側の汗止めはぼろぼろに千切れ始め、内張も汗と汚れでゴワゴワ状態。台座のない星も元の色が分からないほど汚れてしまい、映画やドラマに登場する敗残兵のものよりひどい。薄手の木綿で作られた帽垂は、汗と日光による自然劣化の他、山仕事で枝とこすれることも多いため傷みやすく、今付けているもので3枚目。

略帽引退。20120811-01
▲4年間愛用し続けた結果、すっかりくたびれてしまった旧陸軍の略帽(レプリカ)。革製の顎ひもや金具など、使えるものは再利用する。

 既に新しい略帽と帽垂も用意してあるので、これからはキリッと気を引き締めてこれを愛用するとしよう。なぜか日本ではこの略帽に顔をしかめる人も多いが、これほど機能的な帽子は他にないと思う。

私信-中島さんへ。 

 8月4日付でコメントを頂いた中島さんへの私信です。
中島さんのことは、CCV掲示板にて存じておりましたが、こうしてコメントを頂戴し、思わず懐かしさと嬉しさを感じつつ、どう反応したら良いのか迷っていました。
 4×4マガジンの8707や8804といえば、もうかれこれ25年前。CCV-vol.31でも14年前のものですから、かなりの時間を経ています。四駆やジープを取り巻く環境も変化しました。
 父君から四駆好きの心も譲り受けた中学生に読み継がれているということには、書き手冥利、編集者冥利を感じます。時を経てなお新しい読者が存在するということは、嬉しさ以外の何者でもありません。また、四駆が好きで積極的に行動する中学生がいることに頼もしさを感じます。
 件のJ3改MB風は今も健在で、山仕事に欠かせない道具として活躍しています。私の手元に来てから29年目となりますが、エンジンを換装し燃料系を変更して以降、最近は以前よりも良好な状態にあり、山仕事に欠かせない「道具」として活躍しています。
 所沢と小川町では電車の乗り継ぎが不便なので簡単に来られないかと思いますが、もし来られるなら大歓迎です。いつかお会いする機会があれば、ゆっくりじっくりお話ししましょう。楽しみにしています。