ジープ(Jeep)と薪ストーブ(暖炉) 焚き火屋店主、NPO森臨隊代表・菰田晴雄の呑気なウェブログ

ジープと焚き火をこよなく愛する人間の、時に間抜けで時に過激なウェブログです

2013-05-31

テストアイテム-マキタMUC350D。

 およそ1年ぶりに訪ねて来た友人が「試しに使ってほしい」と持参したのが、このチェーンソー。マキタMUC350DWBX、予備バッテリーと充電器付き。
 マキタがバッテリー式の電動チェーンソーを出しているのは知っていたが、36V仕様は初めて見た。

 早速、細部を確認しながら組み立て。バッテリーが重いためにスロットルバーを握った状態では重心が後方に偏っていて、「これでは扱いにくいのでは?」との疑問も。
 家にあった太割りの薪(乾燥したコナラとエゴノキ)で試したところ、切断力(速度)はまぁこんなモンだろうというレベルだが、回路を遮断するチェーンブレーキは効きが早く安全性が高い。当然ながらエンジン式に比べて静かだし、振動も小さく3軸合成値はたった3.0。
 太い原木処理は別として、家庭用に5~20cmクラスの丸太を切るには使えそうだ。騒音の問題から自宅でチェーンソーを使えないユーザーには適しているし、うっかり電源コードを切断してしまう心配もない。
 ただし、前重心が軽いためキックバックには注意が必要だろう。

テストアイテム-マキタMUC350D 20130529-01
▲左後方からの外観。後端に装着しているリチウムイオン電池(バッテリー)は、電圧だけを見れば一般的な自動車用バッテリーの3個分。余談ながら、電動工具に関してはマキタの愛用者で、所有している電動工具(丸鋸、卓上丸鋸、モード切替式インパクトドライバー等)は、全てマキタ製。

テストアイテム-マキタMUC350D 20130529-02
▲サイドカバーの脱着やソーチェーンの張り調整は工具なしで行える。ただし私は、主に耐久性の面からこの種の樹脂製部品に否定的。標準装備のソーチェーンは、オレゴンの91VG。画像左端に見えるソーチェーンオイル給油口は注ぎ難い形状。キャップの形は実用に配慮されている。


 実は…。写真を撮り忘れたが、本体後方裏側のバッテリ接続部付近にロープを通すためのループがあり、樹上作業を視野に入れた設計が窺える。
 確かに足場も体勢も不安定な樹上で、スターターロープを引く動作を省けてチェーンブレーキも効くとなればありがたい。低騒音だから住宅地での枝下ろしにも好都合。
 樹上で使うとなればコンパクトに越したことはないので、現在装着されている14インチ(35cm)バーとは別に10インチ(25cm)バーを発注する予定で、状況に応じて使い分けようと思う。
 気になるのが重量で、10インチバーだと4.4kg、14インチバーだと4.7kg。この数値は、樹上作業の定番モデルとなっているゼノアの「こがる」(私も愛用している)に燃料とオイルを入れた状態より1.5kgほど重いだけに、片手で扱うとなれば手首の強さと腕力が求められそうだ 。

 いずれにしても機会あるごとに使ってみて、どげな具合か当欄で報告する予定。「充電式の電動なんて…」と否定する前に、長所と短所を見極めながら扱いこなしてみたい。

2013-05-22

田刈りの名人。

 ここ1、2年、西端の島に関する記事を読みながら狂歌をば。

  ゆすりたかりがチョウチョウならば
    ミミズムカデも蛇の内。


お粗末。

2013-05-21

花盗人。

 この季節、野に出て作業していると、思いもよらず花盗人になってしまうことがある。こんな具合に。
花盗人。20130510-01

 地下足袋の 股に入りたる 菜の花は
    無頼鰥夫の 心和ます。

2013-05-09

ちょっくら薪割りお手伝い。

 森臨隊も焚き火屋も仕事が一段落したゴールデンウィークの某日、息子がバイトしている飲食店へ薪割りを手伝いに。
 善意ではなく、この店の美味しい料理が食べたいという下心によるものだが、タテマエは息子がお世話になっているお礼、としておこう。

 焚き火屋のお客さんであり森臨隊の正会員でもある店主殿が予め用意していた「4時間分」の乾燥した玉切り丸太を確認し、効率良く進められるよう「作業場」をセッティング。道楽で薪を割るなら効率は二の次で構わないが、これはあくまで仕事だからね。

 前日までの作業で疲労が蓄積されているせいか、今ひとつ調子が出ないものの、それでも順調に割り進める。
 途中、手が空いた息子が手伝いという名の見物に出てきて、
「お父さんの割った薪だと、太くて使いにくいよ。もう少し小さく割って」
 と、のたまう。
「そうか、わかった」
 それまでに割った「中割り」サイズを「小割り」サイズに割り、以降の作業は「小割り」を目的とした振り方に変更。
 興味深そうに見ていたお客さんには、店主殿が嬉しそうに対応している。
「この人は、薪割りのプロなんです」

 そして作業開始から1時間かけずにすべての玉切り丸太を割り、積み終えた。

ちょっくら薪割りお手伝い。20130509-01
▲今回の「仕事」は、すべてこのヴィポキルヴェスでこなした。薪割りに慣れた店主殿でさえ驚くほどの短時間で作業を終えられたのは、ヴィポキルヴェスならではのこと。安全性や効率という面だけでも、この斧は傑出している。


 手持ち無沙汰なので、了解を得てからそこらに積んである玉を割り始める。普段は扱う機会が少ないイチョウやリンゴ、初めて割るブドウ(巨峰)のような樹種もあって、結構面白いし良い経験だ。

 目当ての美味なる昼食を頂き、店主殿、薪割りの主担当アルバイト生と談笑。お二方とも私の作業に早さに驚いた様子で、特にバイト生にとっては「目から鱗」だったらしい。

「五月晴れ お調子者が 斧を振る 昼メシ前だと 虚勢張りつつ」

2013-05-02

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。

 今年度の森臨隊里山再生&森林資源有効活用事業がスタートした。

 まずは、昨年度作業したエリアをチェックし、彦生えの状態や樹木が落としたドングリや種から新しい芽が出ているかを確認し、それぞれの場所にマーキング用の杭を打つ。
 杭には近所の竹藪でもらい受けた竹を利用し、コスト抑制。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-01
▲杭用の竹は、ご近所から調達。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-02
NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-03
▲鉈で竹を割り、先端を削って杭を作る。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-04
▲地面から顔を出した新芽を刈り取ってしまわないよう、杭を立ててマーキング。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-05
▲切り株からの彦生え。

 全ての新芽にマーキングを終えたら、このエリアの下刈りと、新しく着手するエリアの篠刈り作業へと移行する。

 玉切りの練習など一通りの作業を終えたら、チェーンソーの日常メインテナンスに関する実演講義。他では教えてくれない(知識不足で教えられない場合も)か有料で教えてもらう内容も、森臨隊の会員には無料でアドバイス。これも会員の特典だろう。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-06
▲玉切り練習中、切り屑が小さく切断速度が遅いのでソーチェーンを確認。「刃の状態は良いけど、もうちょっとデプスゲージを削ってみたら?」。

NPO法人 森臨隊 平成25年度活動スタート。20130502-07
▲作業が終わり時間に余裕があったら、チェーンソーの日常メインテナンス講座。ガイドバーのバリ取りや偏摩耗をチェック。

 活動に興味のある方はこちらのページ(http://shinrintai.org/?page_id=77)をご参照頂きたい。会員でなくても、作業にスポット参加されることは大歓迎。作業や活動に関する連絡掲示板(http://komodaharuo.bbs.fc2.com/)も用意しているので、こちらにご希望を書き込んで頂いてもOK。

 昨年度参加したメンバーは、確実にスキルを上げた。森林作業や薪作りのノウハウを得たい方は、ぜひご参加を。

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