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リハビリ生活。 

 先月末あたりから、明らかに体調が回復傾向にあると自覚出来るようになった。衰えていた思考力も戻って来ている。
 そして今、頭が働かなかったことで失っていた意欲や行動力、感性といったものを取り戻すため、出来ることから少しずつリハビリに取り組んでいる。

 例えば昨日は、強風で屋根を飛ばされた薪小屋の応急補修を行い、インパクトドライバーや工具類を扱う訓練になったし、日常生活の中では、米を研いでご飯を焚き、肉や魚を焼く程度の、簡単なおかずも用意出来るようになった。
 「そんなの当たり前のことじゃないか」と思われるかも知れないが、気力や意欲や萎え思考もネガティブで、何も出来ない状態にあった身からすると、自分のご飯を炊く気になったというだけでも感動的な変化なのだ。
 ちなみに1月下旬に2日連続で当欄を更新したのも、作文に関するリハビリの一環。

 以前は難なく出来ていたのに、この1年ほどで意欲が衰え出来なくなっている事柄が沢山ある。一例として、木こりや薪屋稼業に必須であるチェーンソーは、半年以上も扱っていない。本来なら、今時期は毎日のように扱っている機材だが…。
 それでも、焦りは禁物。ゆっくりじっくり、体調の回復に合わせてリハビリを意識することが重要だろう。チェーンソー作業も同様で、体で覚えた技術は、体が思い出してくれる。

 例年なら、この時期、伐採、搬出、玉詰め、薪割りなど体を動かす作業でスケジュールが埋まる。しかし、今シーズンは薪割りすらやれず(例外的に薪割り指導は何回かやった)、原木搬入も薪作りもこれから。
 1年の中で、重労働で最も体を動かす時期に活動量が極端に減ると…。太る。体重計には乗っていないが、作業ズボンをはく時の感触で、腹が出て来たことが分かるくらいだから、推して知るべし。体が回復して来ているのに、まだ丸太運びや薪作りの意欲が出て来ないのは、単に太って体が重くなったから、だったりして。

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