喪中葉書。 

 先週、11月に入って3枚目の喪中葉書が届いた。文面から、故人を偲ぶご遺族のお気持ちが伝わって来る。そうか、もうそういう時期なのか…。

 3月に母が、8月に父が死去した私は、喪中葉書を出す立場にある。しかし、鬱周期から抜け出せず立冬を過ぎてなお、喪中葉書を用意する気になれない。

 父の交友関係は広く、生前「毎年400~500枚の年賀状を出している」と語っていたものの、誰とやりとりしていたか殆ど把握していないし、ここ約1年のドタバタで把握する余裕もなかった。父が住み慣れた神奈川を離れ姉の元で余生を過ごすと決めた際、手紙も含めて身の回り品は姉に送ったため、今更把握することも難しい。
 母の年賀状は、おそらく30通前後。「捨てられない」性格だったため、多く残された遺品の中から父宛も含め直近の年賀状を発掘するには時間と労力が要る。
 そして私は、精神的な異変を自覚して以降、十数年も年賀状を出していない。

 ちなみに父宛の郵便物は姉の自宅へ、母宛の郵便物は拙宅へ転送されるようになっている。年が明け両親宛の年賀状が来たら、差出人様が健康でおられることを祝いつつ、鬼籍となったと伝える返信を書くことになろう。

 以下は、喪中葉書にも使えるように書いた文章で、諸事情から葉書を出せない代わりとして、ここに記します。

<喪中につき新年の挨拶を失礼致します>

 本年3月20日に母・菰田啓子が、8月10日に父・菰田淳郷が他界しました。母85年8ヵ月、父86年2ヵ月の生涯でした。
 大恋愛から夫婦となった両親は、昨年11月に60回目の結婚記念日を迎え、そして仲良く半年と置かずに彼岸へと渉りました。昭和5年生まれの両親は、ともに厳しいながらも愉しさを感じられる人生を過ごし、命を全うしました。
 両親へのご厚情に心からの深謝とともに、皆様が息災でおられることを祈念しております。

菰田晴雄

この記事へのコメント

ありがとうございました!

玉切り購入後、帰宅してから初めてこのブログを拝見しました。
心中お察しいたします…
私は、3年前に愛妻を癌で亡くしました…まだ精神的に立ち直れていません。
今日、購入時のあの薪置き場での時間は、とても気持ちが安らぎました。ありがとうございました。
また、買いに行きまーす!

Re: ありがとうございました!

>>古いデリカさん>>
本日はご来訪とお買い上げ、ありがとうございました。
家族の死を受け容れて立ち直るまでには「時薬」が必要ですね。
奥方のご冥福をお祈り申し上げます。
ぜひまたお越し下さい。
  • [2016/11/26 18:26]
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  • 菰田晴雄(こもだ はるお)
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