愚痴:転勤族。 

 少し前、転勤辞令を受けた女性が、勤務している会社を批判しているというニュース(?)を見た。辞令を拒むなら、減俸覚悟で留まるか、あるいは辞めるか、それだけの話。覚悟もなしに転勤もあり得る企業に就職したのなら、甘ったれと言うしかない。

 残念なのは、転勤が話題になっても、その家族のことには触れられないケースが多いこと。特に、転勤族のはどうなるか。そのの年齢や転勤先にもよるが、異文化への移住を繰り返すとなれば相応の苦労を強いられ、大人になって社会に適合できない恐れがある。誰かさんみたいに。
 
 海上保安官の安月給では家族を養って行けないと判断した父は、21年勤めた海上保安庁(運輸省外局)から、運輸省航空局へ異動し転勤族となった。その時、姉は高校1年生、私は小学2年生。以降、父にとって転勤は昇進昇給と同義となるのだが・・・、は親に逆らえない。少なくとも義務教育期間中は。

 私の知人には、なぜか転勤族本人を含め、その妻や夫、供も多い。良い事例、悪い事例は、いくらでも挙げられる。転勤が多いため離婚した(された)人、家族を思い転勤せず職を変えた人、転勤族と結婚した人、親が転勤族だった人。

 転勤経験がない方や、あったとしても単身だった方が偉そうにコメントしていても説得力に欠ける。

 このまま書き続けると長くなりそうだし、上手くまとめられないので、ここらで一旦筆を置くとしよう。いずれ稿を改めるとして、今これだけは言っておきたい。
「良いね、『地元』と呼べる場所がある人は。『帰る場所』がある人は」

この記事へのコメント

とある公安系の親を持つ者として、今回の投稿、本当に我が意を得たりでした。
「地元」「帰る場所」、強がってはいても心根の奥底では欲しくてたまらない場所でした。
地域行事、子供会、同窓会、成人式等、同じ境遇の者ならではの当時の感情ってありますね。

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