勘の戻り。 

 現在請けているのは、車で東へ50分ほど行った場所にある平地の雑木林で、隣接する墓地に影響しそうな障害木の処理。
 施主さんから依頼された木はいずれも超難物でリスクも高く、森臨隊の機材と技量では難しいと判断し、枝下ろしや伐倒と、その後の大まかな枝処理は大親方に依頼。伐倒木の玉詰め・搬出と最終的な林内整理を森臨隊で行うことにした。

勘の戻り。20170727-01
▲軽トラが入れる場所に最も近いコナラの大径倒木。元径60cm超で、35cmに玉詰めても70kg以上になる。

勘の戻り。20170727-02
▲薪割りの効率を考えながら、尺棒を用いて切断部位をマーキング。


 体調や天気と相談しつつ、先週から作業に着手。搬出や今後の作業を考え、どこからどのように詰めて行くかを検討してマーキング。直径60cm以上の原木が多く、効率良く進めるため、チェーンソーのガイドバーを普段使いの14インチ(35cm)から標準仕様の17インチ(43cm)に交換。

勘の戻り。20170727-03
▲愛用の新ダイワE440、愛称:みどりちゃん。普段は取り回しの良い14インチ(35cm)バーを装着しているが、この日はφ60cm~級の原木がメインなので、標準仕様の17インチ(43cm)に交換。このバーでも回し切りの技量は必須。


 ガンタ(木回し)と鳶を活用しながら、地面を切らないようノーズ先端を意識して地面に寝がされた原木を玉詰め開始。
 切り出した玉の状態と、回し切りで段差がない木口の断面を見て、ほぼ勘が戻っていることを確認。これなら大丈夫。

勘の戻り。20170727-04
▲長いままではごっついガンタでも回せないので、切り出しやすい部分からカット。

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▲その断面。これなら自分基準で合格。勘が戻っている。

勘の戻り。20170727-06
勘の戻り。20170727-07
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▲伐倒時の「ツル」が残った「元玉」は、ツルを切り落とし木口を整えてから搬出。切り落としたツルは、ブロック薪として活用。元玉部位は粘り強くて密度が高く、1本の樹から1個しか取れない高級品。

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▲順調な玉詰め作業。刃が地面に触れないよう、バーの先端に意識を集中。

勘の戻り。20170727-010
▲初日の作業終了。蒸し暑さで気力負けし短時間で終えた。

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▲2日目にカットした玉の木口。これも自分基準で合格。断面がきれいだと気持ちが良い。

勘の戻り。20170727-012
▲この辺りでは「サバ」と呼ばれる枝分かれした部分は、重いため縦挽きで2分割。この部位も密度が高くて火持ちする高級品。

勘の戻り。20170727-013
▲2日目終了時点。これはまだ序の口で、奥にはあと7本分が隠れている。全てを運び出すのに、どれほどの労力と時間がかかるんだろ?


 問題は、量が半端無いことと、軽トラが乗り入れられる場所から伐倒現場ま30m以上の距離があること。軽トラ?台分を重~い玉を抱えて往復するのは、考えるだけで疲れてしまう。クローラー運搬車を持ち込むとするか。
 ちなみにこの原木は現地でも直接販売するので、興味のある方は私の携帯電話 (090-2562-1374)に連絡されたし。同時に、チェーンソーワークや山仕事の練習を兼ねて手伝ってくれる人足も募集中。

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